Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’82

休日は次男の誕生日でした。8歳になりましたが、彼は中々 可愛そうなことに 毎日の注射に合わせて 歯の矯正も始まりました。まま、巧いこと興味を持たせるように 矯正器具のケースに遊び心などを取り入れてくれており 嫌がる素振りはないのですが まだまだ慣れていないので 話し方が吉本芸人さんの あの方のようになることも・・・・・。いずれにしても、あの位がたがたでは せざる負えない矯正かと思われますので 本人の頑張りに期待です!
長男は、相変わらずのマイペースで 部活の大会の開会式に遅れていく始末で。ですが、早くも 顔は真っ黒に日焼けしてるけど 大丈夫かな?
で祝日前の晩は
・Corton Clos de la Vigne au Saint’82 Adrien Belland

結果的には数字的には芳しくない・・・・。そんな晩ながらも、息つく暇すらの祝前日らしく。
前半から お子さんを動物園に連れていかれていた 同業者さんが。全くくらいお相手も出来ず 申し訳ない形にはなりましたが 久々に抱かせてもらう 赤ちゃんが泣かなくてよかったな。あの 乳くささと言いますか 嫌いじゃないんだよな。
お初のお越しの お二人様も 赤子の存在に怪訝なご様子ながらも 問題の無い方たちで 安堵でしたが どちらにしてもお話に切れ目が無くて・・・・・。ポジティブなところは、グラスでも ご相伴の声をかけていただけるところかな。
ワイン商の方のご営業も。担当者さんのチェンジで、この時期に出張とは大変でしょうが ままオーナーさんは祇園町に頻繁に来られているでしょうから?彼も また30歳か・・・・若いな。
そして、意外な展開ながらも 今回のご融資をいただく銀行さんの担当者さんが。何度もお伺いさせていただきましたが 今回はご縁をいただけて感謝いたします。
知らなかった、’82だったとは・・・・。こちらも若い行員さんだったんですね、支店長代理の肩書をお持ちでしたので。
そして、このボトルの 裏張りは先のワイン商さんのものが。ご縁もこんな形も面白く ご一緒いただくことにも。リコルクされている このアドリアン・ベランのグラン・クリュのコルトン、やはりその質感としては 特級の香りを持ちえるスタイルなのですが、如何せんのリコルクものです。香りに ひね感があるのも 意外なストーリーでもありますが ヴィンテージワインを見て頂く機会としてはポジティブな部分かもしれません。
これからも、また非常に 長いお付き合いがお約束されてしまいましたので・・・・・。
深夜のご利用は、中々面白いお話しの展開が。男性陣に挟まれた 妙齢の女性は 結婚観を。中々の べっぴんさん なのですが 色々と。ご意見も求められましたので お応えしましたが 僕の意見は 余り参考にはならないかと・・・・・。僕自身よりも この街のお客様の世界が見え隠れするからな。ただ、可能で有れば グラス1杯づつで 数時間は 辛い・・・・。ご相伴もないのです、この手は・・・・・。失礼。

             Sommelier R.Imamura