Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

DRC Echezeaux’86

本日のお昼間もジムに。そして、そろそろ資料が揃い始めましたので またまたアポイントメントをいただく次第ですが ほんの少しではありますが 運気が好転し始めているのかな?このまま、良き流れがいただきたい!
それにしても、ため池の子供の時期は悲劇だな。数年前にお姉ちゃんが亡くなられた、ため池で今度は弟ちゃんが とは・・・・。何となく、霊的なものも感じてしまうのは僕だけだろうか。ご冥福を。
で昨夜は やっとやっとの待ち人来たると申しますか
・Francoise Bedel L’Ame de la Terre’98
・Ornellaia’92 Marchese Lodovico A
・Chateau Latour’79 Pauillac
・Echezeaux’86 Domaine de la Romanee Conti

前半から珍しくお越しのムッシュはお一人で。ご連絡が付かれると、お越しのお姉さんは 流石です先日のネックレスをしたためて。贅沢にバイ・ザ・グラスで使用していたベ出るの’98の熟れ具合も素晴らしく 飲み手の経験値も有られるので意味の有る使い方に成って良かった。
深夜にお越しの男性陣は、正に待ち人来たるの。昨年末からですので数か月ぶりになられるのですが、勿論致し方ないことでもありますが ご相談も有ったので・・・・。
相変わらずのお三方ですが、今宵素晴らしき 銘柄の3本に 苦戦する3月の展開を何とか何とか切り替える切っ掛けに。
それにしてもどうしても限られた顧客に依存する状況も問題ですが、危険な経営方針でも。
1本目の選択時から最終的には、全く流れが変わりましたが どれもワインの世界の中では特別な銘柄ばかりで。
イタリアの3大AIAのひとつで、立ち位置としてはボルドー五大シャトーにも準ずる銘柄かと。アンティノリの’92のオルネライアは非常にしなやかで ヴィンテージの特性を感じさせる 洗練されたスタイルに。このヴィンテージでしたら五大シャトーよりもこの手の銘柄の方がポテンシャルは如何でしょう?
2本目はシュバル・ブランと悩まれていたような?結局、誰もがのラトゥールを。やはりこの流れになると先のオルネライアの まだまだ硬さと若さを否めない。完全に熟れきったボルドーのフィネスがこの’79には。何よりも余韻の優雅さがこのボトルの持ち味かと。
先の2本が完全に。もう嘗ての感覚ならばタラーシュだって呑み込める価格設定になってしまっておりますが、これからは本当にDRCは飲めない時代が・・・・。
そんな中の’86のエシェゾーは状態が完璧すぎるくらいの液面にコルクの状態で。それがある意味 どうなのかと問われてしまう展開ながらも 熟成感は香りがはっきりと。この典型的なDRCの全ての銘柄が持つ共通するスタイルに心は満たされます。
ですが、まだまだ酸の硬さも健在で同じプライスの掲げられた’75と悩ましいのが難しい選択にもなりますが・・・・。何れにしても、今宵の3本は 男4人で飲むには贅沢すぎますが 経験値とすると必要なことかもしれません。ちなみに、ひょんなことから男二人が上半身裸になることになりましたが やはり僕のお腹は問題にようで。ただただ、その上の筋肉には皆様感心いただけたようですが。ですが、腕相撲では完敗の 何だか良く解らない晩でもありました・・・・・。
月1はノルマですので、よろしくお願いいたします。

               Sommelier R.Imamura