Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’00

本日のお昼間も、追われるようにバタバタと。こんな時の運転は、本当に気を付けないと!と先日のこともありますので。
午後からは次男のサッカー教室の年に一度の親子での。小雨交じりの中ではありましたが、重たい体を ほんの少しだけ動かす次第で。まあ、まだまだ1年生なので 多少の差はあっても まだまだ可愛いものです。後半には”少しは手を抜いてよ!”と他所のお子さんに言われてしまいましたが・・・。
最終は土砂降りに近い状態でしたので、急ぎ早に本日のイベントはお開きに。
で昨夜の 今週は本当に鬼門だの晩は
・Volnay’00 Marquis d’Angerville

ゆっくりの展開には変わりはないのですが、中々難しい3月の前半戦です。後半に掛けて、こちらも久々のマダムが。同級生にはなるのですが、子供の話に於いては尽きないもので。お嬢さんだと言う点は大分異なりますが、やはり最近の事件が 非常に物議を。
以前はカリフォルニアの印象だったのですが、最近は例に漏れず ブルゴーニュに。ですが、どちらかと言うと熟れたヴィンテージと言うよりは 愛らしい段階のピュアさがお好みだと そろそろ気づいております。
そう考えるとこの’00は、最近富に 外交的になっているボトルが多く見受けられるような。ましてや、コンフィチュールのような甘い味わいを持ち味とするヴォルネイで その御三家とも言われる マルキを冠するダンジェルヴィーユとなれば 文句の付けようも無く。数年前に試した段階では、おちついてはいるものの これと言って大きな特徴をも表現する段階では無かったような。だからこそ自宅の地下で少しだけ出番を待つ 扱いに。今回は、昨年のヴォギュエのアムルーズの’00のイメージを継ぐくらいの’00の開き具合に改めて関心も。
苺のシロップ感もまた 果実の柔らかさを感じさせます。やはり、ブルゴーニュは造り手に飲み頃が 重要で。
              Sommelier R.Imamura