Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’77

本日のお昼間もジムに。そして、ひとつだけですが 案件が。何かと資料が必要ですが、ままこちらは頂けて当然のものでもありましたので。まだまだ、こなさなくてはいけない 案件が残されておりますが めげずに取り組んでおります。
で昨夜はそんあご心配も 有りましたでしょうがの東京からのムッシュは久々で
・Santenay’77 Des Hautes Cornieres Chapelle Fils

おさらくは僕のカウンターで、最も希少なワインやシャンパーニュを抜栓させていただいた方のお一人かと。残念ながら東京に まま栄転なので仕方がないのですが 転勤されてからも お気にかけていただけており。それもその筈の 世界中を探しても本当に見つけがたくなった 筆記体ロマネ・コンティをお預かりさせていただいていることも 有り難いことで。
銘柄を挙げるときりがないのですが 毎回そんなお話にもなるので。1898年のボランジェや ジャイエの’83リシュブールに’45ロマネ・コンティなど それはそれはの過去の栄光のような。
まま、そんな時期もありましたが 現在はお互いに子育て世代真っ只中ではありますが 偶にはワインも。
今月の特集の中からのセレクトは’93のヴォーヌ・ロマネでしたが 他にもお勧めでのこの’77のサントネイ。折角であればの こう言った 際物でもあるのですが理解有られる方には。
これでこの珍しい非常に出来としては難しかったヴィンテージ’77のシャペルも最後の1本を残すのみに。このヴィンテージと言えば、個人的にも個客が幾人かは頭に浮かぶのですが 出来るのであれば同じく東京からお越しになられる’77のマダムに残しておきたい願望も。
実は7本程仕入れが叶ったこの銘柄ですが、今回のボトルが最も液面が低く 問題があるかもしれない個体ではありました。幾分、香りにお醤油の要素が含まれるのですが それもご理解済みの甘みに熟成の旨味を感じ取られる方でもあるだけに。まま、それもさておき やはり東京でもブルゴーニュの古酒に関しては 中々出会いが少ないそうで。勿論、お探しになられれば きっと”東京 マニアック ワインバー”でヒットされるのでは?
いずれにしても 筆記体のボトルは 最優先で心がけます。

              Sommelier R.Imamura