Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’01’99

本格的な花粉症が昨夜から本日にかけて始まりやがった・・・・。
流石に やはりマスクの出番と 時としての点鼻薬に飲み薬 花粉ブロッカーに目薬と この季節は薬漬けです。今日の通勤時のマスクの下は お見せできない状況ですもの・・・・・。
5月の前半までの 我慢との戦いです!
で昨夜の ゆっくりながらもの3月のスタートは
・Chartogne Taillet Brut’99
・Corton’01 Louis Latour

棚卸関係の作業をこなしながらの ゲストのお越しをお待ちする次第ですが、お初のご利用の方には やはり間口や雰囲気は 重苦しいものなのかな?おそらくは中国からの 一見さんではあるかと思われますが 入り口で まごまごされていながらも 結局は 一言も発せられずに帰っていかれ・・・・。
まま、これもまた仕方ないでしょうが。
ひな祭りと 言った手前でお越しになられたマダムは かなりご無沙汰で。恋愛話も色々でしょうが 個人的にはのご意見は何時もながらお伝えさせていただく限りで。余りアドバイスにもならないとも思いますが。
’99のシャンパーニュも 大分熟れてきたな。ゆっくりと じっくりとご利用を控えていましたが、そろそろ良きタイミングかな?の抜栓にコルクの圧の受け具合も頃合いが良く。きのこの拡がりも抑えられ 泡の立ち上がりも 柔らかくゆっくりと。この手のシャンパーニュも何時までもセラーの中で忘れてばかりはおれないので 顧客のお顔と気分で 適所のご利用に至ります。
今宵は女性陣の晩になった感ですが、順調に祇園町でのお食事処さんを頑張られているお姉さん。何時もからしたら若いヴィンテージになってしまいましたが、この’01のコルトンは 評判の良い流れでもあるので。
お連れ様の1本としては 贅沢ですが この街のお付き合いと 長いご縁でもありますので。
僕的には シャンパーニュの綺麗な酸に満たされながらの ブルゴーニュの愛らしい果実味に満喫される深夜の帳で・・・・・。

                Sommelier R.Imamura