Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99

本日のお昼間は、所要で祇園町に。それにしても混んでいた。世間は三連休なのは解りますが、戎さんの影響もあって店舗まで赴く時間がおそらくは倍くらいになってしまい。帰宅時も随分込み合っていたのは、三が日よりもお稲荷さんの参拝の方が多かったような気も・・・・。
まだまだ、このあたりでは お正月気分が残っているような そんな土曜日のお昼間で。
で昨夜の 少し熟れたシャルドネ
・Chardonnay’99 Lewis Cellars Sonoma

気が付けば、もう1月も10日が。やはり、1月の前半分くらいは12月に取り込んでおかないとおけないのですが 昨年もぎりぎりの戦いだったからな・・・・・。そろそろ、ゆっくりではない動きが感じたい限りです。
中盤の名古屋からの何時ものムッシュは、相変わらず 申し訳ないくらいのお話し相手になっていただく展開に。懸案事項にも 心からお答えいただき 心許す顧客のお一方であることには間違えなく。
お連れ様が、おっしゃられた 男前と言う意味もよくよく。
深夜の昨年からしばしば ご一緒されるお二人は ままこの街の縮図でもあるような。
何時もはお姉さんは赤かシャンパーニュなのですが、ムッシュのリクエストは やはり白で。
ブルゴーニュに決めてかかっておりましたが、このソノマの優良な生産者のシャルドネはご理解をいただけたようで。
先日のコングスガードのジャッジに引き続きではありましたが、やはり価格からすると大分隔たりがありますが ヴィンテージの重要性をここでも。’06と’99の比較は酷かもしれませんが、この7年の時の差は非常に大きいな・・・・・。
どちらも大ぶりな果実の塊なのですが、硬さと言う面では やはり普段からこの位のヴィンテージを呑み込んでいないと理解は出来ないかもしれない。明らかに受けの良い円く豊満な味わいに お正月から疲れた肝臓にも トロリと滴る黄金の果実かな。
お互いに病院には行きましょう!
                  Sommelier R.Imamura