Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドーでも大丈夫

本日のお昼間は、お見舞いに。かなり近しいお付き合いをさせていただいておりますが、鰻屋さんのオーナーさんが切られたようですので。まま、相変わらずのバイタリティでお元気なご様子ではありましたが それでも流石に少なからずはお疲れのご様子も。今まで随分突っ走られたので、しばしの休息もお取りください。
それにしても烏丸界隈は、強烈に渋滞を。微妙に何かの行列で、ゆるきゃらの まゆまろ?だったかな?発見しましたが次男は興味なさそうだった・・・・・。
で昨夜のボルドーでも大丈夫だったのか?のかの 晩は
・Chateau Prieure Lichine’04 Margaux

週末の賑やかさは 代表戦の6発ぐらいで 静かな・・・・・。
こちらも久々のお二人でしたが、今宵も相変わらずの酒豪ぶりで 既に一升を飲み干されてこられたようで。その後に赤ワインが欲されるのも何となくテイスト的には理解出来ます。そして何時ものようにフロマージュと巣蜂蜜は小休止のようで。
今宵はほんの気まぐれのような お試しにもなれて良かった。何時もであれば安全パイのカリフォルニアやオーストラリアのパワフルさ全開のカベルネ・ソーヴィニヨンをお持ちするに限るのですが、気まぐれにボルドーを。
勿論、何度かテイスティングするにつけ この4級に格付けされるマルゴーの優良シャトーの逸品は ひょっとしたら?の感覚でもあって。
確かメルローの比率が高かったような?4割ほどは使用されていたような?ですが、’04ながらも中々の力強さに印象の良いクラレットでした。
マダムの第一印象が、酸の香りがする!で、正にその通りで お互いの認識は共通するものもありながらも ムッシュはタンニンの香り!でこちらもあながち遠からずの感覚も。その結果としては、如何でしょうの問いにもポジティブな反応に 今後の選択肢の拡がりが感じられる意味あるトライにもなったかと。
ボルドー・スタイルの しっかりと投資のされた銘柄は、世界中が同じようなスタイルに統一されつつあるような印象で巣がその中でも本家のボルドーの格下のシャトーが据えられるものが意外に最も難しい味わいを・・・・。
事実、失礼ながらも先のワイン商の方がお持ちになられた試飲用の3種の銘柄の内 ドイツのリースリングとスペインのガルナッチャの2種は安価ながらも十分にグラス使用が見えるものでしたが 最後の1種のボルドーのコート・ド・ブールのものが最も高価な原価ながらも 最も厳めしいもので。
そう言った 銘柄の存在が、やはりニューワールドの台頭をまた促すもので・・・・・。

            Sommelier R.Imamura