Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’76’73

本日のお昼間もジムに。そして、次男は前回の検査で結果が出なかったので今回も点滴を打ちながらの数時間で可哀そうですが 出来る限りのことはしてあげたく。
その後は、けろっとして遊んでおりましたし 今日は4時間授業だったらしく小学校もお休みをいただく形に。それでも、長男が帰宅すると次男を宿題をもらってきており 公文の宿題も合わせて苦戦をしておりましたが。
で昨夜の久々の男性陣に
・Volnay 1er’97 Louis Latour
・Chateau Calon Segur’73 St Estephe
・Nuits St Georges’76 Henri Gills Tastevignage

前半の時間帯にタブレットで更新をする為 電波状況の良い 店舗外の階段で過ごしている際にお電話が。油断しておりましたが、何とか間に合い 事なきを得た感じでしたが 久々のご利用でもありお連れのムッシュもかなりのご無沙汰でも。
軽いお食事も兼ねてのご利用でしたが、本日は講演会帰りの流れで。ホテルさんでのお食事を為さらずにお越しいただけたことにも感謝いたします。
ボランジェのハーフボトルをあっと言う間で、その後は赤ワインへと。
先月の特集にも含ませていたのですが、手持ちの3本なのに1本もリリースできなかったのが残念ではありましたが これがまた素晴らしい。比較的まだ若布のブルゴーニュに求める、華やかな果実の味わいに余韻がモカの優雅なニュアンスが残る流石の安定感のネゴスの実力かと。
流れでボルドーもと言う感じではありましたが、ゴリ押しのような感じだったかもしれませんがハートのエチケットを男3人で飲み干すことに。実はお連れのムッシュには思い出深いハートのエチケットの’53を抜栓させていただいた記憶がはっきりと。そんな勝手な思い入れかもしれませんが、今回の’73は出来は歴然とネガティブですが 中身は意外にも正に飲み頃の 柔らかい中にエスプレッソの風味も。
深夜の今はもう同業者さんでも有られるムッシュは、何時ものマダムにお客様も伴われ。ブルゴーニュの古酒を選択肢に今宵はでしたが、タストヴィナージュのお恥ずかしながら初めての造り手にトライすることに。
’76は硬く仕上がったヴィンテージではありますが、ここ数年は非常に熟れており どのボトルも素晴らしいヴィンテージワインの趣を感じさせるものばかりで。今回のアンリ・ジルは、やや過熟気味でもありましたが それは余韻にほんの少しの味わいが感じられる程度で 一般に’76を頻繁に試される方でも無い限りの印象も。
後は、骨太な味わいも感じさせるニュイ・サン・ジョルジュの持つキャラクターかな?とも思いながらもワイン談義に華が咲く そんな感じのリラックスする時間だったかと。
1度お店の方にもお伺いしなければ!と何時も思いますが、中々で非常に申し訳ない。これに懲りずにまたまたお待ちしております。

                        Sommelier R.Imamura