Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

なんとも・・・・


本日のお昼間もジムに。雨がちな毎日にも 幾分過ごしやすい気候にジムは年配の皆様が大挙して。有酸素運動後のお風呂でのシャワーゾーンは7個ほどのスペースもいっぱいでお待ちする時間も・・・。
それにしても、湯船が長いのはまだ解りますが シャワーが長いのは 何で?だな・・・・・。

また、本日は念願のホームページのリニューアルが為されました。お気づきになられましたかね?長いお付き合いの方のお世話になっておりましたが、やはり副業では限界があられるご様子でしたので ひょんな形での営業で来られた方の印象の素晴らしさと 行く行くのクオリティと 勿論の金額面でお願いする運びに。今回は、新たにこちらも念願のワインリストを全てネット上にお添え出来ております。
日々更新がなされるものなので、幾つかは欠品もございますが ほとんどのアイテムが お手元にお届け出来るものばかりですので お時間を見つけてご覧いただければ幸いです。(グランド・リストと言う形の項目にて)

で昨夜も静かな展開にて。
ジョセフ・ロティのブルゴーニュ・ブランの’99は、グラス対応ながらも 中々の熟れた質感に 個人的には他の生産者さんの村名クラスを遥かに凌ぐものかと。お連れの女性が、1杯のみだったので少し残りましたが男性が3杯はお楽しみいただけたので。
どうやら、こちらのムッシュはIT関係の社長さんのようで クレジットカードの決済システムの運用もされておられるようで。ご営業いただきましたが、もし 可能で有れば改めて お話しを。

その後は時間も十分だったので、残り少しだったページを一気に。ボルドーワインの現実的であり、バランスの取れた味わいの人気シャトーのシャトー・ラグランジュの物語なのですが そのストーリーの中身も まま大変だったでしょうし 大体の内容は今まで通り。個人的には、昨年の花祭りの内容と巻末のトップソムリエさんの佐藤さんのヴィンテージごとのテイスティング・コメントが。
まだ、9月も始まったばかりですが10月の特集はボルドーを考えており このシャトー・ラグランジュも今のところ’04’99’98’97と自宅地下セラーから見つけており そして買収の叶った’83ヴィンテージもございますので かなり間は空きますが 興味深い方には。
ちなみに’83のコメントは
淡いルージュにレンガ色のニュアンスも混ざる色素量の控えめな外観。香りの強さは控えめではあるが、横並び的に種類は多く立ち上がり、ドライフルーツの無花果や赤いチェリー、オリエンタル・スパイスや鉄さび、銅などの金属的なニュアンス、漢方系の根菜類の香りも。滑らかなアタックに始まり、徐々にローストされたコーヒーの様な香ばしさが現れ、この特徴的な味わいが後味の最後まで長く残る。乾いていて軽い酒質、ボルドーと言うよりはブルゴーニュ的な優しく軽い味わい。
だそうです、確かに過去の経験から そのような表現が思い浮かぶのも確かかと。

                        Sommelier R.Imamura