Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’90’76’76

本日も事件が!
久々にトライアンフのエンジンを蹴り上げて気分転換のついでにと言いますか お支払いにも。今月も何とか何とかの感じではありますが、生き延びております。
その後は、涼しさもあったので愛犬はなちゃんの散歩に。自宅間際の路地に差し掛かった時に、不意に巨大なゴールデンが。はなちゃんは、ビビりまくって逃げ惑うのですが このゴールデン飼い主さんがついておられず。慌てて飽き抱えようとするのですが、逃げ惑うので はなちゃんは首つり状態になるし大変で。軽くだったとも思うのですが、甘噛みをされたような臥しもあり よく見るとお腹が赤くなっていたので その場を離れていたのですが 連れに来ていた女性を追う形になったのですが 見当たらなくなり。仕方ないと帰ろうとするとまた ゴールデンが。再度の放し飼いの後に飼い主さんの女性に 物申す訳ですが この方 2度も放し飼いになっていたのに離していない ちょっとした隙に とお話にならなくて・・・・・。まあ、悪気はないのでしょうが 例えば家の次男の小1の子が散歩させていた時に この状況が起こると想定外の事態もあるでしょうから。また、お年寄りの方たちにもご近所で問題にならないのかな?大人しくて利口なゴールデン・レトリバーだとは思いますが、犬嫌いの方もおられるので。いずれにしても条例で決まっていることなのでね。
帰宅後、妻に話すとどうやら 何度かその手のことが有られる常習の方のようで 一応ですが近所の派出所の方にご相談はさしあげましたが モラルがな・・・・・。
で昨夜の何時もながらのムッシュ
・Philipponnat Reserve Speciale’76
・Vosene Romanee’76 Domaine du Clos Frantin Albert Bichot
・Chambertin Clos de Beze’90 Pierre Gelin

静かすぎる連夜を掻き消していただけた何時ものムッシュには相変わらずの感謝をいたします。
また、語弊はあるでしょうが この”つぶやき”をご覧いただき 先日のグラス・ワインの件に関しても色々と持論をお話いただき 有り難く。勿論、個人的にも頷く内容のお話なのですが この場では色々ですので書き込める訳もなく。いずれにしても、この話題はこの辺りで お終いにさせていただければとも思う次第で。
お連れになられたのが男性だったと言うのも稀有なことですが、私同様にご寵愛を受けられるバーテンダーさんだったようで。中々の大きな体つきをされており 丁度独立をされたそうで お互いに頑張りたいものです。
彼のリクエストでシャンパーニュからのスタートで、結局ヴィンテージは定かにはなりませんでしたが30代後半と言うことでしたので’76辺りかな?と言う思惑もありましたが、優良なメゾンのフィリッポナのレゼルヴを。庫出しで綺麗なエチケットなだけに、その熟成感はボトルからは見えませんがしっかりと熟れた上質な甘美なやわ泡。
ブルゴーニュの赤は、先日もその出来の良さに安心したビショーのヴォーヌ・ロマネをこれまた’76にて。この辺りからもう大分酔われていたかとも思いますが、結局何時もながら私がほとんど。ムッシュダヴィドフのエミネンテスと言う希少な紫煙をあげておられ。程なくして僕もそこに加わる訳ですが・・・・。
〆は結局3本目に突入するのです、僕的にはそうこの位は飲みたいところなのですが お連れのムッシュはお体の割には・・・・・。
偉大な’90のクロ・ド・ベーズ、ピエール・ジェランのベーズはおそらく初体験でしたが エチケットの汚れが異常に気になりましたが中身は流石のグラン・クリュ。やや早い段階でもありますが、何時もながら’90の特級はどの造り手もバランスが非常に均整がとれており。ただ、こんな贅沢なブルゴーニュを朝方6:00頃からとは!相変わらずですが、今宵も帰宅は7:00過ぎで。
何時もながら有難うございます。お取り置きのお歳暮用のワインはご準備しておきます。

                   Sommelier R.Imamura