Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Chateau Haut Brion’86

休日は愛犬の抜糸の予定でしたが、バタバタとして大変だった・・・・。ですが、無事 良好に経過をたどっているようでお散歩も再開でき 一安心です。ただ、毎日暑いな・・・ 散歩も体力勝負です。
また、以前よりご依頼いただいていたワインのお届があり ホテルさんに66本のワインを。流石に5ケース半の量はシトロエンのトランクには入りきらず 後部座席にも2箱ほど。割ったら後がないので慎重にでしたが やはりこの手の仕事は 家族は巻き込まずに一人でやったほうが 正解だな。ストレスはありましたが、まま無事に終わりましたので 事なきでしたが。
そして本日は年に1度の健康診断で。バリウムをいただきましたが、相変わらず下の調子が・・・。
後は、やはり血圧が以上に高く またまた3回計測していただきましたが下が100を超えている。
で先週末のちっこい五大シャトー
・Chateau Haut Brion’86 Graves

5月も半分が終わってしまいましたが、極限状態だな・・・・・。
この晩もお問い合わせ当はあるものの、あるグルメサイトさんの営業さんからも順調に検索数は伸びているのでこちらからも書き込み等のアプローチは如何?との営業もありましたが、本当かな?まま、僕個人は やはりネット情報はホームページが全てで グルメサイトさんは 一般の方の書き込みのみで良いような。その方が信憑性も高いだろうし・・・・。
そんな中で今年からホームページのトップの文章を入れ替えたのですが、以前の文章は作成者の方が記載していたものだったので。まま、やはり熟成したワインの世界へとお誘いする内容になるのですが 勿論賛否もおありでしょうが。
そんな内容を見てお越しの和歌山からのムッシュは、おひとりで。シャンパーニュボルドーのグラスワインを呑み込みながらのワインリストを見つめるお姿は20分は優に。ただ、ご覧のページはほとんどボルドーと後半のボルドーのハーフのみで。何となく その辺からも この結果は見えていたかもしれませんが 貴重な五大シャトーのハーフの熟成を。
確かに他所には、中々ない銘柄かもしれませんが ボルドーのハーフだけで20種以上の1ページで しかもヴィンテージは’00を超えるものは1本もないだけに 見応えは有るかと。
その中でも高額レンジに位置する1本なだけに 初めてのご利用でも この方のワインへの執着は見て取れます。また、ある意味では リストの価格をいじっていないハーフだった為ある種のお買い得感も否めません。
意外にもコルクが、まだまだ硬く 抜栓にやや手間取りましたが グラーヴの最高峰の硬さがやや残る前半で。ただ、個人的には2口目からは するするとローブをはだける様にその優美さを表現していたような。
何時もながら 最近のワインラヴァーとの会話は高騰する市場の価格に終始しますが やはりこの手の方はもう現行の’10などは購入されないようですが プロの皆さんは如何かな?

                 Sommelier R.Imamura