Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵も’98

本日のお昼間は、愛犬はなちゃんのお散歩に。ここのところ日替わりでジムに通うか、犬の散歩かの生活である種規則正しい生活ではありますが 早いこと桧の花粉の飛散の終息を心より。
初夏の日差しが気持ちよくもあるのですが、マスクと眼鏡は息苦しいかぎりなので・・・・。
それにしても、週1回でお散歩は十分とは言っておられましたが そんなことはないような気が。お昼間の起床時に、僕の足にしがみ付く はなちゃんを見る限りそんな気にはなれないもの。
で昨夜の’98は
・Chateau Corton Grancey’98 Louis Latour

そろそろあの方々が、とか色々と顧客の方々のお越しを想像してしまう毎晩ですが中々4月も特に芳しくなく。
気が付けば今月も中盤で、そろそろ後半の〆の時期が見えてきているのも怖いものです。
そんな中での芸妓さんでしたが、今宵は久々のドクターを伴われて。こんな晩も自家用車でのお越しのようで、流石にワインをお勧めすることは出来ませんが。意外にご自身で運転されていたんだな。てっきり運転手さんがおられるかと思っていましたし。
今月の特集でもあるルイ・ラトゥールのシャトー・コルトン・グランセ、この辺りの’99’98’96などは3年ほど前のオファーで今迄自宅地下セラーにて休ませていたもの。そろそろ、酸の味わいも全体的に馴染んできているかと思われたのも放出の理由ですが 流石のグラン・クリュ 豊満な果実の味わいが抜栓直後から艶めかしく。
コート・ド・ボーヌの唯一の赤のグラン・クリュのコルトンですが、このシャトー・コルトン・グランセは限定された区画の更に古樹から厳選された果実にて仕上げる特別なもの。
ちなみに来月の特集は、同じく’98のアソートメント・セットをこれもまた3年程前かな?いただいたものでドメーヌ・ポンソのグラン・クリュ・セレクションを。フラッグ・シップのクロ・ド・ラ・ロシュにクロ・サン・ドニからグリオット、シャペル、にシャンベルタンまで贅沢なセットをバラして。勿論、熟成した’80年代のボトルも僅かながらのラインナップでお勧めいたします。

                 Sommelier R.Imamura