Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ’78’76

本日のお昼間は、若干早めに目が覚めたので散髪に。完全に無理がある時間帯でもありましたが、長いお付き合いになる散髪屋さんのマスターに都合を合わせていただけ幸いでした。
それにしてもの愚痴ではありますが、新たに昨年末から導入した決済システムなのですが 大きなトラブルではないのですが色々と大変だな。今回は、今迄も数回あったのですが遂に今月内の僅かな残す数日ですが 先方から使用を控えるように指示されてしまい。色々と悪用などのお話をお伺いしましたが、流石に使用を控えるように言われるのは想定していなかったので・・・・。契約の段階ではなかったお話ですがひと月の利用目安額を想定されていた額も非常に少額で驚かされましたが、特に今月は既に3倍近い額を決済させていただいたのですが それでも手数料を先方は利益が有るはずなのにな・・・・・。
まま、今月も残すところ僅かですので 以前のキャットで決済はいたしましょうか。
で昨夜のブルゴーニュの紅白は
・Meursault’78 Joseph Drouhin
・Chassagne Montrachet’76 Louis Jado

今回も 有り難い限りですが、予定されていたお鮨屋さんが満席だったそうで お越しになられたムッシュ。時間潰しにも丁度良い時間帯でもあったかもしれないですが 情けなさも少しだけですが・・・。
そんなムッシュには鴨のコンフィをお伺いしていたので、何か相性の良い白をご所望でしたので。濃厚な鴨の脂を受け止める、しっかりめのワインもよろしいでしょうが 綺麗に熟れて熟成したムルソーまた面白いかと。ボトルにはやや噴き後もございましたが、その酒質はシェリーの香りも漂わせながらも村名とは思えない優美な甘みも残しており。
昨年末にお世話になられていたワイン商を退社されたソムリエさん、どうやら就職先も決まられたようで同僚の方と。会員制のホテルさんにお勤めになられ、先のムッシュも会員の方でご紹介させていただきましたがこんなご縁もまた彼らにはチャンスかもしれません。
何時もながらの古酒のご所望に最終選択は’76のルイ・ジャドを。抜栓も練習を兼ねてご自身でされましたがお名刺を見るとイタリアのソムリエ協会の認定もされておられる方で とても熱心だなと。
この’76は本当に状態も素晴らしく、何度も未だに若さすら残す上質な果実味を呑み込めます。
20代の後半に位置される若いソムリエさんたちではありますが、色々と野心も持たれており もちろん頑張ってほしいものです。現状は、可能な限りワインのテイスティングくらいならサービスさせていただきますよ!変わらずですが。
ちなみにシガーを奢っていただくような形になりまして、ありがとうございます。

             Sommelier R.Imamura