Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’89

本日のお昼間もジムに。お昼間は、ぽかぽか陽気で そろそろ毎年の恐怖のアレルギー症状が襲いに来るのでは?と準備をしていかなければ!今年はどうなんだろう?毎年だましだまし、市販のお薬で対応しておりますが今年も変わらない対応法かな・・・・・。
で昨夜の切なさもございましたが
・Monthelie Les Duresses’98 Comtes Lafon
・Jean Pierre Marniquet Prestige’89

青年会議所さんの会議が今年も1月の京都で行われ この晩から先発組の方々が祇園町を歩かれていたのでしょうか?
そんな折でのお越しの同業者さんのソムリエさんは、他店さんがいっぱいだったから とのお越しでしたが切なさも致し方ないのですが いずれにしてもご利用には感謝いたしましょう。
ラフォンの赤のこの銘柄は、そのソムリエさんにして 経験は有られない銘柄のようで。そうでしょうね、正直僕自身も彼の赤と言えばヴォルネイ・サントノの印象がほとんどで このモンセリは幸運にも手に入った逸品かと。しかも比較的こなれ初めている’98ヴィンテージと言うことも嬉しいかと。ただ、そうですね彼のコメント通り”香りは多彩ながらも やや酸っぱいかな”。確かに、だからこそやはりこの価格をお出しいただけるのであれば銘柄や造り手の拘りを一度外していただいてヴィンテージにも注目していただきたいかと!勿論、個人的にはこの’98と言うことを理解しながら呑み込むと白の最上の造り手は赤も流石の味わいですよ!ただ、同じワインのプロとしては勿論お試しいただくべき銘柄かとも。
深夜のお越しのムッシュには、先のかたのお話も少しだけ。前向きなコメントもいただけたのですが、同じワインバーですが どうなんだろうな・・・・。
かなり遅めの夕食代わりのご利用ですが、何時も通りのシャンパーニュで。この’89のジャン・ピエール・マルニケ、正直今回が初めてのテイスティングにもなりますが 想定以上に味わい深い上質なキュヴェで。熟成感もありながらも溌剌とした青リンゴのニュアンスが綺麗に残り、一般的に感じられる飲み頃の段階かな。最近は中々この手の味わいでこ価格帯のシャンパーニュが本当にないのです。そんな意味でもこのエージェントが僅かに持つハウスはお利口かと。

                    Sommelier R.Imamura