Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

難しいな・・・・

本日のお昼間は完全にゆっくりと。非常に寒さがぐっと今日から感じられる様子で、外には出たくない気分で。

で昨夜も12月の中だるみは厳しく難しい展開で。グラスワインで数杯のゲストではありましたが、ままこれも有り難く。
そんな中でもワインの入荷は止まりません・・・・。ここで、まあ今年は打ち止めとも思われますが。
もう終わりだとおっしゃられていたあのワイン商のムッシュですが、今宵もまたまた持ち込まれ。
’97だとおっしゃられていましたが、見間違えだったようでヴィンテージは’02に。銘柄はレフォールド・ラトゥール、シャトー・ラトゥールのセカンド・クラスですね。このあたりの銘柄も非常に高騰しており、実は’02は長男の産まれたヴィンテージですのでリリース直後に1本買っておりましたがネット上でも中々の額ですよ。大分、今までお勉強していただいたので今回はやや多めにお支払いしましたが8年ぐらいの時間のプライスですがワインの価値は約2倍に跳ね上がるものに。しめて4本の入荷です。
そしてこちらはオールド・ヴィンテージの何時もの業者さんからは、世界観の異なる銘柄が。
ブルゴーニュの逸品は、’76のジャドのシャサーニュ・ルージュ。’74ではジャン・ルイ・トラペのシャンベルタンに’73のピエール・アミオのクロ・ド・ラ・ロシュ。どれもヴィンテージは、やや難アリですが造り手・銘柄は非常に興味深いものばかり。
ボルドーでは、偉大なヴィンテージの’47から。4級の人気のシャトーのベイシュヴェル、何とも贅沢な古酒で状態も素晴らしく。
新年を祝う1本には最適なものばかりかと・・・・・。

            Sommelier R.Imamura