Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’91

本日のお昼間は、最終のお支払いで。今月も本当に辛うじてではありますが、取り敢えず取引先の業者さんがたにご迷惑等はお掛けしなくて済みました。これも一重に顧客の皆様のお陰かと。心より感謝の気持ちをここに。
また、意外なご入金がありおそらくは来月かとおもっておりましたので・・・。ですので、お恥ずかしながらも何とか何とか家庭にも満額お給金を渡せたのも心安堵いたしました。何とも自転車操業を低空飛行で続けておりますが、6月は何とか余剰を蓄えたい!ワインのお支払いが、おそらくは穏やかな筈なので。
で、昨夜の流石のボングランは
・Macon Villages Cuvee Tradition’99 Bongran Jean Thevenet
・Oregon Pinot Noir’91 Drouhin
我らの日本代表は大丈夫なのだろうか?まあ、本番に勝てば良いのですが2−0はホームでは・・・・。ブルガリアもヨーロッパの列強のひとつだろうから、そら簡単にはいかないでしょうが・・・・。ちなみに試合は、ほぼ全て見れてしまったのも微妙ですが。
中盤からのお越しのお二人も随分ご無沙汰でした。ロータリーの後輩の方々への苦言を呈しておられましたが、そうでしょうね 僕にもその影響は多分にあるかもしれません。
お料理も久々に沢山、鍋をふらせていただけました。白からのスタートは、実はテイスティングも兼ねたボングランのキュヴェ・トラディション’99。マコンながらも貴腐なども仕込む彼のこのラインは初の抜栓でしたが、噂に違わぬ素晴らしい芳香にやや貴腐が混じるあたりが 彼らしさですが 果実の甘味が非常に強調され好みのシャルドネかと。
勢い赤にも流れていきましたが、このドルーアンの’91もまた落ち着きが出てきたな。どうやらネットの情報ではこのヴィンテージから完全に彼らの畑からのみで仕上げるボトルになっていたようです。もちろん、僅かながらも硬さは残りますが季節物のアメリカンチェリーの濃密な甘味が感じられ。

        Sommelier R.Imamura