本日のお昼間は、眠気まなこではありましたがベランダの薔薇の花の香りが強烈で。折角ですので、ツル薔薇ですが香りを楽しんでいただこうと思い店舗に。天然の香水は、店舗に充満するような香りを放っておりワインバーには如何なものかと？おっしゃられる方もおられるかもしれませんが僅かな間の旬のものですのでしばしお楽しみいただければ。自宅の裏庭を包み込むこの時期の香りを皆様にも・・・・・。
で昨夜のブルゴーニュは
・Ｃｈａｍｂｏｌｌｅ Ｍｕｓｉｇｎｙ’８１ Ｂｅｒｎａｒｄ Ａｍｉｏｔ
・Ｓａｎｔｅｎａｙ’７６ Ｊｏｓｅｐｈ Ｄｒｏｕｈｉｎ
今年もワインの配送のご依頼をいただく医療機器メーカーの社長さんですが、ご確認も兼ねて。結局、ご提示は本日のメールにてと言うことになりましたが中々手強いのです 何せソムリエさんですので彼は。
中盤にお越しのムッシュは、久々のマダムを伴われて。一時的には距離を置いておかれていましたがやはり避けてはいえないご関係のようで。
ヴィンテージ’８１のブルゴーニュは、僕的には手持ちがやや手薄で。そんな意味でも可能な限り無駄使いはしたくないものですが、正にこちらには致し方ない。’８０年代前半のオリジナルの状態のブルゴーニュはやはりかなりポジティブな味わいのものが多い。正に飲み頃とでも言いましょうか、シャンボールらしい非常にエレガントで酸のあたりが美しい。この手の味わいを本当は皆さん求めておられる筈ですが、流石のアミオ家ですな。
２本目は’７６に。このサントネイ、味わいとしてはかなり対照的なものなのですがこれもまた古酒の面白みかと。若干の醤油の香りがアタックに拡がるのですが、正に先のシャンボールの北の味わいとサントネイの南の味わいの対比が知的なお遊びかと。まま、やはりこの方々が祇園街にはしばしばお越しいただかなければ！
その後は朝方まで久々の葉巻屋さんの彼と飲み友達のだらだらと・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ.Ｉｍａｍｕｒａ
