Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’90’85

本日のお昼間は、久々にジムに。連休が続くと中々伺えない日割りに今回はなっていた為、致し方ない状況でしたが連休明けと休館日明けの本日は流石に沢山のダイエットを目指す方々が。
エクササイズをする場所なだけに、汗は当然ながら仕方ないものですが この所同じ時間帯にご利用される年配の男性だと思われますがフロアに降りるだけで鼻腔を刺すあの香りが・・・。人のふり見て我が振り直せとは言いますが正に気をつけなければいけないな!やはり極端なものは厳しく感じられるものですから・・・・。
で昨夜の連休明けのリハビリのような晩は
・Veuve Clicquot Ponsardin Cave Privee’90
・Santenay’85 Louis Latour
慌ただしくお越しのお姉さんは、向かいの鰻屋さんが早々と今夜の営業を終わられていたお陰で。
ですが、お腹がすかれた状態ですので短時間の勝負にはなりますが相変わらずの粋な方でお連れの方のお誕生日に今宵もシャンパーニュを。
カーブ・プリヴェ’90、先日の1本はどうも酸の硬さが残る印象でしたが今回の1本は全く異なる味わいにも。滑らかな酸に豊満な果実味、ブラインドで西村さんがシャルドネの熟成と言う旨も理解出来ます。やはり、少しだけでも休ませてあげることがこのクラスのワインやシャンパーニュには非常に重要だな、今更ながらですが・・・・・。
ちなみにお支払いはもめられながらもお姉さんが、こんなところも粋な彼女に変わらず感心させられます。
お話の内容で、フッと思い出しました。ばたばたとしていただけに申し訳ない限りでしたが、流石に刀のお話などは中々聞かれないものですから。備前の若とも呼ばれる方のようで先日ご紹介いただけるお話もありましたので。非常に興味深いお話が沢山ありましたが、如何せん僕自身に知識が少なすぎて・・・・。鑑定団のお遊び情報でもまま知ってて良かったですが・・・・。
今回は本当のワインのお好みまでは判りかねましたが、先ずはブルゴーニュの熟成で。’85はまだまだ若い段階にも思えますが、実際には中々熟れた洗練されたスタイル。若曰くブラインドではシャンベルタン?ともおっしゃられとことも興味深い。
本当に若いエネルギッシュな彼には惹かれる部分も。是非是非、京都でのビジネスも軌道に乗せていただき末永いご縁も。
                     Sommelier R.Imamura