Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

荒れた週末

休日は朝から地区の消防訓練に。来年の4月までで地域の防災担当のお役目はおわりますので、おそらくは最後の行事だと思いますがそれにしても寒かった。その後は、ほんの少しだけ早めの自宅の大掃除をして。早いものでもう12月も中盤にさしかかろうとしておりますので。
そして、懸案だった自宅のパソコンを新調しました。コンパクトなノートにするつもりでしたが、結局思うほど経費削減できる機種が見つからなかったので大幅な変更を初めてデスク・トップを。Vaioになりましたが、やはり大きな画面が見やすそうです。初期設定で妻がパスワードを忘れて四苦八苦しておりましたが・・・・・。
で先週末の荒れた晩は
・Auxey Duresses’89 Joseph Drouhin
・Pommard Les Charmots’82 Jean Michelot
・Volnay’94 La Pousse d’Or
・Heidsieck &Co Diamant Blue’89
・Barolo Conteisa Cerequio’91 Gromis Gaja
・Fixen’Blanc’93 Louis Jado
・Chateau Musar’93 Gaston Hochar
・Lanson Noble Cuvee’89
前半からバタバタとする素晴らしき週末に。ですが、お料理にも追われ洗い物等で手は完全に荒れてしまい親指は割れてしまいました。
久々すぎるお越しの鰻屋さん、今回も共通の税理士さんを伴われてでしたがやや景気の方は芳しくないようで。それでもお元気なので安心いたしましたが、ばたばたとお話はほとんど出来ませんでしたが。
ルーアンのオーセ・デュレス’89、やや酸は感じるものの綺麗なスタイル。
2本目は’82のポマール、やはりこちらの方が7年でも熟成がものを言います。飲みごろは、こちらかな。
こちらもかなり久々のお二人で。変わられないお元気な姿でしたが、また思い出していただければ。これも安心感のプスドール、香り高く柔らかい味わいに心和みます。
こちらもやや間が開かれましたが、随分海外を点々と出張をされていたからな。何時もながらの’89のお姉さんでしたがやはり何時もの後半の時間帯は疲れて酔われているのですかね?メイクが違う気が致しました。エドシックのディアマン・ブルーの’89は、珍しく美しい青ボトル。もちろん味わいも熟れた蜂蜜レモン。
こちらも暫くのムッシュ、最近は大抵ネッビオーロをご指定で。でガヤが仕込むグロミスを、’91は中々バランスのとれた味わいに到達しております。滑らかな味わいに、可能な限りこの位の香りの立つ熟成したボトルをお選びいただきたいものです。
忘年会のドクターの皆様、白を2本で。これも面白いフィサンの白、しかも飲み頃でしょうジャドの’93とは。若い頃のタイトな酸は綺麗に溶け込んでおり ねっちりとした果実の味わいがほっこりと。2本目はこれまたのレバノンの’95を。歴史の有る造り手ですが、味わいもまた素晴らしくシャルドネにも近しいスタイルで。ただただ、もう飲み込めない方も幾人か・・・・。
〆は再度のお越しのお二人が4名に増えられ。そしてまたシャンパーニュ、またまたお食事もされておられましたが後半はオネムのようで目が細く細く。これまた’89のランソンでしたが、銘柄名のノーブルを飲み干すにしては大分グロッキーなご様子で。
まま、何れにしても有難い限りの皆様で益々12月は頑張りたく思います。

                       Sommelier R.Imamura