Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Amoureuses’84

本日のお昼間は、店舗にほんの少しの食材とワインを運んでから玄関周りの空き瓶ディスプレイをまたまた新調して。まま、空き箱を新しくしたぐらいなのですが1Fのテナントさんからのリクエストも有りましたので。配電盤等の扉に空き瓶が干渉しており、消防からも指示が出ていたのが本音ですが。連れてきた子供たちにかなり汚れたコルクの移動なども手伝ってもらい助かりました。
で昨夜の恋人たちのブルゴーニュ
・Vosne Romanee’97 B.Martin Noblet
・Monthelie’73 Alain Coche Bizouard
・Chambolle Musigny Les Amoureuses’84 Comte Georges Vogue
前半からのご利用のゲストは、どうやら難しい関係のゲストのようで何か様相もお菓子な展開でもありましたが結果はどうやら・・・・。
折角のご利用でしたが、後半は喫茶店のようなご利用に色々感じさせていただきましたし先に帰られた先生はお代も全て出された訳ですので残られた方達の言い分は・・・・・。
まま、久々のベルナール・マルタン・ノブレ。’97の村名は一時はグラス対応もさせていただいていたものでもあり懐かしくもありましたが、まだまだ元気な姿にも。
深夜の歯科医のムッシュに今宵も救われる形になりましたが、本当に有難い限りです。
前回よりブルゴーニュに移行していくことになりましたが、’73のモンテリ。マイナー・アペラシオンながらも何処かでリコルクの可能性もありますが、安定した果実味と酸のバランスはオールド・ヴィンテージのみが為せるもの。
〆は随分遅れて来られたものの’84のお姉さんは今宵も艶やかにお着物姿。帯の刺繍がサンタなのも笑えましたが。
思いっきり甘えさせていただいたアムルーズの’84。’80年代最悪の出来のこの作柄でしかもお家問題も絡んでいたヴォギュエですが、これは流石の一言の透き通るピノ・ノワールの美しい質感。やはり残念ながらも数字は正直です、お買い得なモンセリではありますがこのプルミエと比較してしまうと・・・・・。

                      Sommelier R.Imamura