Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドー・スタイル

本日のお昼間は、懸案の次男の幼稚園の集まりの為に”つぶやき”は自宅にて書き込みを。雨の中、子供達の心配事ですのできっと沢山の親御さん達が集まられると思いますが観光名所の東福寺界隈ですので車の駐車場を探すのが大変だろうな。
で昨夜のボルドースタイルは
・Chateau Berliquet’97 St Emilion
・Chateau Camensac’02 Haut Medoc
・Rindo’07 Kenzo Estate
秋から冬に変わるこの微妙な季節感ですがこのところ毎日のように晩は空模様が怪しくお人の出も芳しくないような・・・・。
ボージョレ・ヌーヴォーの解禁もございましたが、これからが本当のワインシーズンとも思います。それにしても11月は気が付けば半分を過ぎており、月末に向かって不安が募りますが。
週末ながら動きはやはりゆっくりと。中盤からお越しのムッシュは、これまたご無沙汰な神戸から。2年ぶりともおっしゃられましたが、本当かな?そんなになるかなとも。ですが、どうやら腰の手術等で2年のリハビリ期間があられたそうですので間違えないでしょう。
何時もながらのボランジェからで、後半に掛けてボルドーも。その間の話題は意外に硬いものが中心でしたがその中で酒場的なものはあの国営放送のアナウンサーさんの不祥事が。見方も様々ですが、人生とは恐ろしいもので。
グラスでも使用するサンテミリヨンの’97ベルリケは、開けたてからしなやかさを帯びており杯を重ねる度に香りと味わいも目覚しく変化するものでも。気が付けばボトルが空く、これも美味しいワインの証拠かと。
深夜の時間帯は、久々の祇園町のお姉さんでしたがこれまた艶やかなお着物姿は目を引きます。
もうひとつのグラスでも対応可能な左岸のグラン・ヴァンは、オー・メドックの柔らかいスタイルの為’02でも楽しめる味わい。基本的には’00以降のボトルは可能な限り仕入れないつもりですが、その感覚も少しづつ変化も問われる瞬間とも思われます。
〆のドクターは、先週末の再来のような形になりましたが先日の暴挙も事無きを得たようで。こちらも深夜ながらもボランジェからのスタートで結局気が付けば朝方まで飲み込むお姉さんも含めてお元気かと。
どちらかと言うとしっかりめのスタイルをお好みとされる辺りは理解出来るお二人ですが前回のカリフォルニアのケンゾーエステイトはカベルネ・フランの明日香から今回はカベルネ・ベースの鈴紫。’07でもバック・ヴィンテージとのセールスでしたが、これもまた致し方ないワイナリー。未だ歴史は始まったばかりですし、逆にもう既にワインラヴァーに認知されている辺りは結果が出されているかと。
スムーズで熟れたタンニンに濃密な味わいは、ほとんどの方が満足感を得られるでしょう。これはこのスタイルで、解り易い。
今夜もお越しの予定だそうですが。お待ちしております。

              Sommelier R.Imamura