オバマ大統領の選挙資金調達パーティーでアルマンド・ブリニャックがシャンパンタワーで使用されたようで。数百本レベルの使用を促したのは、ラッパーと歌姫のカップルがオーナーさんのクラブだそうですがこんなところにもシャンパーニュの戦略は見えてくるような。
数年前でしたら、おそらくはクリスタルが使用されていたかと思われますが正に口は災いの元かと。個人的には間違えなくクリスタル派ですが、ヴィンテージが重要かな？ま、それでもセレブの皆さんはヴィンテージもあまり関係なく飽きるほど飲み込んだだろうし心変わりも致し方ないかな。
で昨夜は連日の極上のワインといきたいところですが、閑散と。ですので僅か２本の入荷ですが希少なボトルですのでご紹介を。
・Ｃｈａｔｅａｕ Ｌａ Ｔｏｕｒ Ｂｌａｎｃｈｅ’３５ Ｓａｕｔｅｒｎｅｓ
・Ｐｏｕｉｌｌｙ Ｆｕｉｓｓｅ’７８ Ｊｏｓｅｐｈ Ｄｒｏｕｈｉｎ
優良なヴィンテージ’７８のフュッセもドルーアンのものですし期待も十二分に。おそらくは熟成のピークにも感じられるシャルドネの逸品かな。
中々見つけにくいヴィンテージ’３５ですが、やはり甘口の貴腐はすべてのゲストへのお勧めは難しいアイテムで。ですがですが、間違えなく極上の瞑想の時間を約束してくれる甘美なボトルかと。
ちなみにブロードベントのヴィンテージ・コメントは”ほどほどに良かった年。戦争勃発直前に瓶詰めされたわけだが、以後市場にはめったに姿を現さなかった。優良銘柄ものはこれからもしばらく良い状態の可能性あり。”
外観からはリコルクはされておりますが、目減り分のリコンディションは為されていないようです。ですので液体は限りなくオリジナルな状態かと思われ。
秋の夜長に紫煙を上げながらのお供に極上かと。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ.Ｉｍａｍｕｒａ
