Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

久々のマグナム

本日のお昼間は不覚にも寝すぎてしまい・・・・・。週3ノルマのジムには何とか何とか行けましたが、消費カロリーは100kCalほど少ない消費量になったようですが致し方ない。
その後の昼食後は、何となく見ていたドラマの”沈まぬ太陽”なる日本の。とても長い作品でしたが、中々面白く最後までは時間の都合上見れませんでしたがまた機会があれば最後まで。渡辺謙さんは本当に沢山の素晴らしい作品に出演されてるな。
で昨夜の久々に仕事を少しさせていただいた晩は
・Aloxe Corton’78 Chapelles
・桔梗ヶ原メルロー Eau de Vie de Marc’06
・Bruno Paillard Brut’89 1500ml
・Savigny Les Beaune’90 Arthur Barolet et Fils
前半は相変わらず寂しい展開でしたが、中盤から久々のムッシュが意外な時間帯に。中盤にお越しになられる際は大抵が男性を伴われており何か何時もとは異なる需要が有られることで。
ワインに関しては何時も通りですが、何かの力関係を示される機会がしばしば。
シャペルのアロースの’78は、ボトルから透かす色調だけでも美味しそうなのは間違えなく。それにしてもこの造り手のこのクラスはそれなりなのですが、他の下位の畑のワインは意外にお買い得なものが多いのも有難い限りです。
トリュフや腐葉土の香りが満載の偉大な’78ヴィンテージは今まさに飲み頃を非常に意識させられます。
〆は何時も通りの粗い味わいのグラッパ・スタイルを。このメルシャンさんのオード・ヴィーももう生産されないようなお話も。
深夜のお誕生日後のご利用は、お花もお届けして正解でした。それにしても相変わらず皆様お元気で年に1度のことですから今夜もおきばりやす。
マグナムを今宵も2本でしたが、ごちそうしていただいたラーメンは久々だっただけにやや胃もたれにも。
マグナムのシャンパーニュも変わらず需要は高く、’89のこのブリュノ・パイヤールも僅か2本の仕入れでしたがこれもまたあっという間の在庫になるのかな?久々の優良なメゾンのこのハウス。熟れ始めた酸の滑らかさも今宵のお祝いのシャンパーニュの中でも上質なレベルだったのでは?
ブルゴーニュはアルサー・バローレのサヴィニー、’90のマグナムでしたのでやや硬さを危惧しておりましたがそんな心配も吹き消す淡い繊細な果実味が持ち味の2本分。こちらも決め手はやはり酸の円い味わいが素晴らしい。
何時もながらありがとうございます。

                      Sommelier R.Imamura