Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

クレマンしかないな・・・・

お書きしない方が良いのも解りますが興味深いことですので。未だこちらの業者さんが僕のビジネス上では最大のお取引先であることには変わりないでしょうか。
創業はまだ10年目とは言えおそらくは希少なオールド・ヴィンテージや特別な銘柄に関してはこちらがもっとも頑張っておられるような。
そんな為色々な他社さんからの軋轢もあられ、ややこしい関係を求められたようですがお取引の兼ね合い上やや特別な対応をしていただけているようで。2度に渡って送られてきたFaxからは、随分と価格差のあるリストで。これぐらいの違いは購買意識を煽られます、微妙な感覚もございましたが企業努力をしていただけていると感謝の気持ちに素直に切り替えようかな。
で昨夜のシャンパーニュならずクレマンは
・Moet et Chandon Brut Imperial’90
・Cremant de Loire’84 D’Arc
間違えなく深夜の何時もの皆さんのお越しがなければ、とてもとても寂しき晩になっていたでしょう。そう考えるとやはりこの祇園町にて店舗を構えさせていただく意味もしっかりと。
最近は本当にシャンパーニュのリクエストがほとんどのお姉さんですが、確かに僕自身も贅沢が出来るのであれば間違えなくシャンパーニュを選ぶでしょうか。もちろん飲み頃の段階に達したものでなければ余り意味は無い気がしますが。もちろん有難い限りなのですが、考えなければならないのはまずはストックの有無ももちろんですが やはりコストが中々なのですよ。当然、顧客の皆様に多少のご理解はいただいているのも事実ですが。
モエの’90も3本だけの仕入れをしておりましたが残すところ後1本ですよ、流石に先日のテタンジェも流石ですがシャンパーニュの大手メゾンの2社からは間違えのない上質です。ちなみに本字sつはテタンジェの’91を4本お分けいただけましたが。
何時ものようにバニャカウダソースを添えた温野菜がご所望いただけましたが、特に芽キャベツパルマ産の生ハムを添えると茹でられた温度の芽キャベツの上で生ハムの油がほんのりと溶けはじめるのです。ハイ・カロリーですが、美味この上なく。
’84のマダムの存在にシャンパーニュは見たことが無い・・・・。その為のストックですが、’84のクレマンを。流石にシャンパーニュと同じクオリティとは行きませんが、これはこれでストーリーを感じさせるブラン・ド・ブランです。残すところストックも1本限りですが。

                     Sommelier R.Imamura