Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’88’83’69

本日のお昼間もジムに。昨夜の晩もウェイトに怪訝なお話をいただいたのでエアロ・バイクを漕ぐ足にも力が入ります。でもなあ、確かに昨夜のムッシュも現状では60代で僕と同じくらいの体重ながらも40前の頃は100kgを越えてたらしいしな。説得力に欠けるのですが、これも心配をしていただけているのだと真摯に受け止める部分も。
また、今日も1ケースだけワインが。白のグラス対応のシャルドネが底を付いておりましたが、しばしのアイテムとして贅沢なフェヴレイのアロース・コルトン・プルミエクリュ’94が。珍しい銘柄のような気も致します。もちろん’94の熟成感も興味深い。
半分はボルドーの赤で’81のポムロールのシャトー・ラ・ポワント、非常にお利口な価格でこちらもヴィンテージ体験には素晴らしい1本かと。
で昨夜のお誕生日のシャンパーニュ
・Chateau Mouton Rothschild’88 Pauillac 375ml
・Santenay’69 Joseph Drouhin
・Dom Perignon’83 Moet et Chandon
前半から久々の芸妓さんのお越しにだらだらと飲み友達のような展開でしたが、中盤から今宵もヴィンテージが。
久々のドクターは、今宵も女性を伴われ。結局、ヴィンテージを重視する形になりましたが’88でしたか。量的には幾分少なくなりましたが、ボランジェのグラスの後にムートンのハーフを。
やや、未だに若さすら感じさせる’88のハーフで。余韻のビターなほろ苦さが持ち味で、しなやかさはもちろんですが全体の味わいに溶け込むまでにはもう少し時間を必要とするのかな。
前日ながらもご連絡をいただけたので、対応も可能になりましたが20代最後のお誕生日のお祝いをさせていただけたのも嬉しく思います。
’83の選択肢はシャンパーニュでも特に高額なものまで含めて選択肢が6種はありましたが、ドン・ペリニヨンで間違えなく。やっと完全に溶け込み始めた酸のニュアンスは洗練の域に達しつつ。益々、夢を果たしていただければお互いにね。
〆のブルゴーニュは、久々のお二人さんでしたが、どうも世代的には夏バージョンの糊のかかっていないボタン・ダウン・シャツはお気に召されなかったようで・・・・。これも真摯に受け止め、セント・ジェームスに戻そうかな?バスク・シャツだけど。
偉大なヴィンテージの’69ですが、サントネイか期待もありましたがやや進んだ味わいに。僕自身もどうかな?と思いお試しいただきましたが、意外にもお好みのコメントも。解らないものだな?と思いつつもドルーアンの安定感もまた後押しを。

                     Sommelier R.Imamura