Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

最後の1本が・・・・・

休日は月末の作業の祇園町界隈のダイレクトメールのポスティングに。流石に7月は、猛暑が続き引き連れて行った子供たちには熱中症を気遣いながら。特に次男は30分ほどで、バテ始めておりましたのでミネラルを含んだ清涼飲料水を。僕と長男もTシャツは、汗でぐっしょりでしたが今月もどのくらいの効果が有るのかは解りませんが最低限の告知はさせていただきました。
その後は、今年初の太陽が丘のプールに。凄まじい人の出に正に芋洗いの状態でしたが、次男には海よりも安心なプールに歓声が聞こえましたが僕にはやっぱり先日の日本海の美しい海のほうがええなあ。
で先週末のブルゴーニュ
・Nuits St Georges Les Vaucrains’83 Henri Gouges
・Volnay’82 Charles Vienot
・Pommard’73 Bichat Freres
後半までの展開は非常に難しく7月の暗雲が相変わらずでしたが、中盤にお越しのムッシュはお越しになるなりに”価格が書かれている”と。
何となく解せない感じではありましたが、どうやら先に行かれたワインバーでは価格が伝えられないままにグラスワインを飲まれたようで。結局、やや想定外のご請求を為されたようですが色々お話をしましたが難しいことだとは思います。しかも飲まれた銘柄が定かではないようで・・・・。そら、グラスでも銘柄によっては致し方無いこともあるでしょう!まま、若い女性が店主のバーだけに授業料と考えるべきでは?と個人的な思いをお伝えさせていただきましたが。それでもグラス・アイテムが赤白で1種づつしかなかったそうですが、本当かな?
後半に久々のお茶の宗匠が。何時もながらののみっぷりでしたが、〆の1本に落とし穴が。
アンリ・グージュのヴォークランは流石に当然ながらの美味しさで。2本目のシャルル・ヴィエノのポマール’82も合わせて透き通る淡いピノ・ノワールの色調は吸い込まれそうな所がやはりこのブルゴーニュの魅力でも。
ただただ、最後の1本のポマール’73はまあ仕入れの段階から問題が有ったのかな。聞きなれないネゴシアンですがマコンの会社か・・・。ビショーだと勘違いしておりましたが、まま頂いてみますか!でした。一気に’83’82から’73まで進んだ味わいはややヒネたニュアンスも幾分含まれてはおりましたが個人的には健全でこれもまたワインの面白さかと思いましたが。お連れの呉服屋さんのムッシュとその味わいに意見をしておりましたが、どうも先の2本との差にお好みが問われてしまい。うーん、ご常連さんだけにもう少し早い対応が必要だったかもしれません・・・・・。
先の2本が高評価だっただけに、非常にもったいなく反省です。

                          Sommelier R.Imamura