Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Meo Camuzet

休日の我が家は、夏の旬の鮎を求めて彷徨うドライブになりましたが結局有り着けず・・・・。残念な展開ではありましたが、収拾の付かない展開は小さな子供たちがいる家庭では良くあることで。ということで我が家には小さな小さな家族が増えました。長男の念願のジャンガリアン・ハムスターです。子供たちだけで世話をすると言うのが条件でしたが、大丈夫かな?次男はさっそく小指を噛まれたと手のひらには乗せられない本日でした。
来る日に犬が飼えるようになるかな?でもな散歩に病気に、それから旅行なんかも大変だろうしな。まま、まずは小動物からかな。
で本日のお昼は、お届させていただいたワインが。随分久しぶりにお伺いさせていただきました。相変わらず抜群の雰囲気の建物です。そして歴史を司る1927年の創業で、お祝いのヴィンテージ’27のワインを。ネゴシアンものではありますが、フランス・ボルドーの赤ワインとしては非常に難しい天候だったようですが5級格付けのポンテ・カネを。素敵な心使いにご依頼主の顧客に改めて感心させていただきました。
で先週末の土曜日のワインは
・Clos de Vougeot’91 Meo Camuzet
金曜日のような展開は中々続かないのが僕のカウンターの難しいところです。今宵も土曜日ながらもだらだらと。後半のゲストも中々ずるずるとなってしまいましたが、中盤のご夫婦は久々の造り手を抜栓させていただく機会を。
それにしても絵に描いたような美男美女のご夫婦、美女と野獣カップルはお見かけする機会も多い僕のカウンターですが今宵はどうやらお子さんの初めてのお泊り保育を兼ねて久々の水入らずにて。
短時間のご利用にはなりましたが、ハーフでもこのカミュゼのグラン・クリュの’91は流石の。果実の凝縮感は、特級畑のそれで余韻に繋がる味わいの複雑さは神様の勲等を受けた特別な造り手のひとつ。

                          Sommelier R.Imamura