Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’66

本日のお昼間は、久々に額屋さんに。以前は毎月新たな額とポスターをカウンターバックに掲げるために作成しておりましたが、もう十分に月々を彩る額は手に入ったことと思われますので使い回しではないですが毎年の恒例に成りつつも。今回は来月の特集の夏のシャンパーニュにちなんでのモエの額装されたポスターなのですが、ミーシャの作品は縦に長すぎて少し詰めていただくことに。河原町松原に店舗の拡張を数年前に果たされておりましたが、どうやら以前の場所へと戻られるようで。中々難しい時代だけに理解出来ます。
また、本日もワインが1ケース納品され。今回もブルゴーニュばかりで白はルフレーヴのブルゴーニュ・ブランの’96、ルイ・ラトゥールからは白髭の’94。赤は同じくルイ・ラトゥールのコルトン’79にヴォーヌ・ロマネ・スショ’79と’90のシャンベルタン。
イタリアからはガヤの白の逸品の’94のガヤ・レイ。シャンパーニュはテタンジェのミレジム’90を。ほとんどのボトルは、幾分エチケットの汚れが有りますが個人的には中身が重要ですので少しでもお安くいただければそちらの方が。
こんな中にもこちらの業者さんからは噂のセロスのリューディー・シリーズのオファーが、確かに他社さんよりはお安く。ですが、セロスも次々価格が上がり何処まで追いかけるか?数年前の値上がり時もそんな話題があったような・・・・。
で昨夜の久々に少し仕事をしたような?
・Chateau La Pointe’66 Pomerol
・Rindo’07 Kenzo Estate
久々にヴィンテージ・ワインを抜栓させていただいたような?そんな印象ですが、先日は弟さんが両手に華でしたそして今宵はお兄さんも。まま、従業員さんではありましたが両手に華でポムロールのお買い得な熟成品は流石のメルローの甘みはむんむんと。開けたての鉄のニュアンスはデキャンタージュで艶めかしくも。
深夜のムッシュは今宵も激論を。おっしゃられること全てが的を得た何時も通りの筋ですが、まま業界も異なりますので解らないことも僕には。
パワフルな紫鈴は、やはりお好みのスタイルかと。使い勝手の良いナパのケンゾーさんは、若いヴィンテージながらも熟れたタンニンがスムーズに。

                   Sommelier R.Imamura