Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

8分咲き

我が家の周辺の桜はほぼ8分咲きで。本日の午前中は、長男の小学校も入学式が行われたようで桜の咲く中での式は親御さん方にも笑顔が一段とだったのでは?ご近所にも二人ほど新1年生がおられるので元気に勉強して欲しいものです。
それにしても今年も琵琶湖疏水沿いの桜は、水面に近いほど早く咲いており放射熱もあるのかな?帰宅時が空気も澄んでいてとても綺麗なのです。
後、毎日閲覧しているサイトのテイスティング・コメントで今回はDRCのロマネ・サン・ヴィヴァンの’89が。実は僕のリストにも長いこと鎮座しておりますが、どうも最近はリシュブールよりも高値で売買されているようで。また、現時点でも幾分開いていない状態のようで。
偉大なヴィンテージですが、個人的にもそんな気がいたします。僕のリストには同じくの’81が並べられたいますが、こちらが現状は素晴らしく一貫するDRCの熟成した本来の姿を表現されているかな。
で昨夜のカベルネ・ソーヴィニヨン
・Chateau Lagrange’98 St Julien
・Paleo’00 Le Macchiole
中盤から何となく桜の開花に誘われるような感じのゲストの皆さんが。それでもまだまだ咲き切らない印象かな?
30代後半か、解るような気がしますが彼の会社の社長さんや上司の方々もご利用いただいているだけに激論を繰り広げておられる内容も可能な限りお伺いしないようにしておりましたが聞こえてしまうものです。言うのは簡単だけど・・・・、ですが対応されていた中間の管理職のムッシュも会社側の大人の対応に安堵はいたしましたが。
久々に飲んだな、’98のラグランジュ。今回もグラスでも対応が可能なコストでもありましたが、今宵はボトルにて。パワフルさはもちろんですが、大分円みが出て来ておりやっと纏まりを感じさせてくれるボルドーのフィネスかな。
今宵はお店をお休みされたようですね、マダムは中々上手いこと男性をいなしておられましたが、僕のカウンターでは有る意味自然な風景かな。
使い勝手の良いマッキオーレ、ケース購入もそろそろ半量は使い切ったかな。一般的にはこの辺りのヴィンテージが先のラグランジュ同様にご理解の範疇かな。スタイルは同じようで異なるものですが、どちらもカベルネ好きにはストライク・ゾーンでは。

                    Sommelier R.Imamura