Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

同窓会

2012年のお正月のお休みを満喫させていただいております。とは言いながらもこの時期は、通常の日よりもバタバタと忙しく移動等を繰り返す忙しい過ごし方になるのですが。
2日のお昼ごろから新幹線で実家の広島まで。お墓参りが大切な勤めなのですが、もちろん両親に新年の挨拶を兼ねて。ただ、今回は昨年らいの懸案の高校の同窓会が予定されておりました。ただ、個人的には時間的に間に合わない感じもあり成り行きで。
まま、それにしてもしつこくと言ってはし失礼ですがコンタクトを取り続けてくれた同級生に感謝いたします。15:00すぎからほんの少しの時間ではありましたが。
昼食を皆で楽しんだ後のようで喫茶店でコーヒーで随分粘ってしまい喫茶店さんには非常に迷惑を掛けてしまったかもしれませんが。
その後は、今回の主賓の恩師を引きずるように飲みにいくのですが。
・Pommery Louise’98
・Barolo’04 Pio Cesare
正直、広島ではワインを飲むのも実家でしか無く何処で飲んだら良いのかも解らず。ですが、やはりお店側の思惑は流石ですねなんの事無く歩いていたら地下へと続くお店のディスプレイに使われていた空き瓶のワインやシャンパーニュが僕を誘っておりました。ここに入りましょう!と地下へと降り開店準備中の従業員の方の怪訝そうな表情を他所にワインリストを眺めると非常にお買い得な銘柄が並んでおりました。
正直もう少し熟成した銘柄が望まれましたが、このルイーズ’98が¥20,000−もしないのですからお勉強をかなりされていたかと。まま、まだまだ若さは否めませんが意外にも2本目の’04のバローロが飲み口も滑らかでピオ・チェザーレの造り手の妙かな?
そして今回は個人的に伝えたかったこととして数学の担当だった恩師に赤点追試状態だった僕に補修を付きあってくれたことに対するお礼を兼ねて。高校時代の自身の印象なども興味深かったですが、ご縁を感じさせられたことに恩師が僕達を担当してくれていた時の彼の年齢が寄寓にも丁度同い年の38歳だったと言うこと。20年ぶりの再会にそれぞれの人生もリンクしながら感慨深いものも。
1時間半ぐらいであっという間の3人での2本のボトルでしたが、お蔭で両親と予定していた京都から持参したポール・ジャブレのコルナス’79のマグナムは明けることすら・・・・・。ちなみにその後は焼酎でおせち料理をつつく自宅での家族の時間でした。
5日からの営業です。しばし皆様も飲みすぎにご注意を。
蛇足ですが、本年の御神籤は大吉でしたが早くも残念なことに愛用のブライトリングのナビタイマーの針が飛んでおり。また修理に出さなければ・・・。60年以上前のお爺ちゃんだから、そんなこともあるか。多分、我が子のどちらかが落下させていると思いますが。

                      Sommelier R.Imamura