Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

背負うもの

本日のお昼間もジムに。やはりと言うか、最近確認をしていなかったのですが昨夜もオルトの谷村シェフに”お腹だけ、凄いですね!”と苦言を呈されたので乗ってみました体重計に。
これまでは辛うじてではありましたが、80kgはオーバーしていなかったのですが遂に。うーん、おそらくは内臓脂肪だとは思うのですがお腹だけは特に順調だな・・・・。お恥ずかしい。
で昨夜の考えさせられた晩は
・Chateau Haut Bages Liberal’98 Pauillac
・Cabernet Sauvignon’94 Dunn Vineyards Hawell Mountain
もう今後はほとんど無くなっていくのでしょうが、今宵も医療関係のご接待が。年に数回の東京からのメーカーさんなのですが、何時ものドクターの激高ぶりに驚かされるくらいやや考えさせられてしまう状況が。
普段はそんなことは全くと言ってよいほどそのようなトラブルはないのですが、対会社レベルのお付き合いにまで話は言及され役職は付いているものの営業担当者さんには中々厳しい晩だったかと。
今宵は特に長い晩になり、彼の対応が正しかったかどうかも僕には解りませんが会社の看板を背負いまた家族のことも背負い必死に働く一人の男性の姿を垣間見るそんな時でも。
久々に飲んだな、5級のグラン・ヴァンのオー・バージュ・リベラル。’98はこの所非常に評価すべき味わいを保ち、バランスを持ち始めた味わい深いクラレットかな。
2本目は珍しくカリフォルニアのリクエストがありましたので。
カリフォルニア・ワインの世界の中でもこのランディ・ダンは、大切な造り手の一人。パーカーの世界の極上ワインの中にも紹介されるこのヴィンヤーズは’79から少しづつワインを生産し始め約2000ケースの優良なカベルネ・ソーヴィニヨンを仕上げます。ちなみに彼曰くゴジラがカリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨンを飲むとしたらこのワインが選択肢になるであろうらしい。
96ポイントの評価を与えられたこの’94は正に典型的なコメントが綴られておりデキャンタージュと共に綺麗に解かれていくローブがイメージされるような1本で出来れば笑顔の中で飲み込みたいワインではあったのですが・・・・・・・。
付け加えて手持ちでこのダンの’83を持っているのですが、パーカーポイントがなされておらず。’82が96点で’84が94点を与えられているのですが・・・・・・・・。

                   Sommelier R.Imamura