Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

アルザス・グラン・クリュ

台風の通過を見守るようなこの週末。本日のお昼も気圧の影響か、何となく良く寝れて。我が家の次男に至っては最近特に多いのですが本日は顕著なくらい食事中に苦手な食材が置かれていると狸寝入りを。それが本格的になるともう僕の出勤時にも寝続ける始末で。行ってきます!すら伝えることの出来ない本日の夕方で。
で昨夜のこれまた未だ始まらない9月の晩は
・Riesling Grand Cru Eichberg’09 Emile Beyer
・Riesling Grand Cru Kastelberg’09 Dea Maronniere
京都の方々は台風の直撃はほとんど免れていると思いますので、意外と出歩かれる印象ですが僕のカウンターには嵐は訪れませんでしたね・・・・・。週末ではありましたが、お越しのMRさんは今宵は新任のマダムを伴われて。それにしてもお嫁入り前の彼女ですがこの9月期に福岡から大阪に栄転ではありますが、転勤とは移動が覚悟される業界なのでしょう。
閑散とするカウンターの中、先に行かれたお食事処のお話も含めてグルメ・サイト情報のお話を少し。で、意識して拝見しておりませんでしたが”ぐるナビ”さんに於ける有難くもポジティブな情報を書き込みしていただきました陶酔さんでしたかね?僕の記憶が正しければ1度のお越しながらも興味深い記載に感謝いたします。
で久々にアルザスを。何のことはないサンプルで先日お越しのワイン商の彼女からいただいたボトルだったのですが普段なかなか扱うことのないヴィンテージでもありましたし当然テイススティングもさせていただいておりましたので。
リースリングであっても熟成至上主義には、変わりありません個人的には。特にこのエミール・ベイエとマロニエールの同一ヴィンテージで同一品種、同等ランクのものが一度に試せる機会ですから。
流石に扱うソムリエールさんの商品説明は、納得で素直に美味しく感じさせるピュアな甘みのエイシュベルグに通受けを期待出来る甘さの中にもミネラルの味わいがタンニンをも感じさせるカステルベルグ。と言う風なところでしょうか。
改めてヴィンテージに対する認識もまた考えさせられる・・・・・・・。

                         Sommelier R.Imamura