Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

デゴルジュの時期で

本日のお昼間は、静けさの中ぐっすりと正午ごろまでベットにしがみ付き。ですが週3のノルマを果たすために台風の影響を受けながらもミニで。一応は、玄関周りの倒れてしまいそうなオリーブの木などを移動させたり。また、ベランダの今年から夏の定番になってくれそうな期待をしていたタープは外す前に強風に煽られて一部破れてしまいました。あんなに丈夫な感じがしていたのですが、ピンとロープで張られていましたので瞬時の強風にはもろさを露呈してしまった・・・・・。
それにしても9月のスタートなのに、週末は水を注されたような感じかな。
で昨夜のシャンパーニュ
・Jacques Selosse Initiale Brut
何となく9月は昨夜はまだ動き出さない印象で。久々に顔を出されたマダムは、意外にも以前顧客の方にもお連れ頂いたムッシュとご一緒に。お付き合いの展開は、意外な所からも始まるもので。
それにしても霊媒師か。何でも見えるんですか?の問いには”チャンネルを変えると何でも”とのことでしたが。
深夜のムッシュは、有難い差し入れと共にでしたのでシャンパーニュを。もう正規代理店のものでも仕入れ原価としては旨味は余り無くなったかもしれない?そんなセロスのイニシャル。確かに品質は折り紙つきで、NVがらも微妙な熟成感をも感じさせる上質なブラン・ド・ブラン。
ですが、このイニシャルにも丁寧にデゴルジュの日付が記載されており。今回のおそらくは最新の正規品でしたので2010年のものに。当然ながらの溌剌さですが、もうこのセロスは贅沢な1本になっているので綻ぶ顔は想像可能かと。滑らかでクリーミーな泡立ちに酸と甘みのバランスの良い力強さはその真価を見据えるように。
そう言えば自宅の地下に忘れ去られたセロスのボトルのデゴルジュは何時頃の年が記載されていたかな・・・・・・。

                     Sommelier R.Imamura