Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’83x2

本日のお昼は、炎天下の中久々にトライアンフのエンジンをキック。今宵のご予約のムッシュの動向次第ではマグナムの使用も想定され、コストも考えるとブルゴーニュのオールドの150mmlも必要かと。所要時間10分ほどかな?おそらくは、セラーから出されたボトルの耐えれる時間としてもまま問題ないかと・・・・・。ミニでエアコンをがんがんにかけての移動の方が、まま理想ではありますが。
で昨夜のヴィンテージ’83の2本は
・Gevrey Chambertin’83 Faiveley
・Volnay Fremiet’83 Marques d’Angerville
やはり祇園祭とは言え賑わいは烏丸界隈か・・・・・。寂しいなの晩ではありましたが、結局サッカーを最後まで見れてしまう晩に。それにしても男女の体格差などはあるものの、決勝まで進むとは何とも素晴らしい。最初の失点に ああ・・・・ではありましたがひっくり返す力に決勝も期待したい。
何時もお二人は、前回も伺っておりましたが確認も兼ねてのお越しで。それでも結局2本のボトルには有難く。
フェヴレイのジュヴレ’83は先日も扱わせていただいた1本。前回の安定感は今宵は意外にも欠いておりました。コルクの浸透も先日とは比較にならずヴィンテージ感に欠け、あれ?でしたが。
まま、徐々に落ち着きを取り戻すかのように滑らかさを表していましたが。
2本めは、若干のお遊びを込めてヴィンテージを揃えて。こんなウィットもストックの豊富さが為せるものですが、やはり数字は正直だな・・・・。価格からして倍のこのダンジェルヴィーユのフレミエはやはり予想以上にブルゴーニュの透明感を。微妙にゲストに詰められてしまいましたが、これも想定しながらの飲み友達の如く。
それにしてもやはりこのヴォルネイの御三家の一人のダンジェルヴィーユは何時もながら味わいに高貴さのエッセンスが練りこまれているような。

                    Sommelier R.Imamura