Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ポリフェノールは接種されず

本日のお昼は、寝つけない暑さにエアコンを稼働して気が付けば正午過ぎまでぐっすりと。
もちろん節電にも協力したいですが、僅かな睡眠時間を効率的に。
その後の昼食後も何となくダラダラと昨夜の二日酔いらしき頭の重さに。比較的午後過ぎは、曇り空に空気は過ごしやすかったものの今年も我が家の子供たちにはカキ氷削り機は大活躍です。
で昨夜の白と泡の晩は
・Chardonnay Riverside’97 Foppiano
・Aile d’Argent’92 Chateau Mouton Rotheschild
・Veuve Clicquot Ponsardin Vintage Reserve’91
穏やかな月曜日ながらも、今宵は同級生の晩で。
何かひょんなことなのですが、例えば同郷であったりとか同じ学校の卒業生など意外なことでご縁は深まったりも。僕の場合はワインも通じてでもありますが、ヴィンテージがご縁にも。
昭和48年のヴィンテージ’73は、難しい出来の年ながらも僕以外は今宵も税理士事務所を開業するマダムに大阪でブライダル関係のビジネスをされる社長さんなどお人の出来はこの日本ではよろしかったようで。
カリフォルニア特集の中のこの比較的なカジュアルなシャルドネ、’97と言うこともありトロリと熟れた味わいを想定しておりましたが意外にやや進み気味のひね感も。
まま、それにしても生業が随分異なるものですのでがお話はジェネレーションもあり意外に華が咲くもので。
深夜すぎのムッシュは、ちょっと顔を見に来たぐらいの感覚だったでしょうが結局2本を。
やや軽やかな味わいの中、繊細な複雑味を持ち味にするボルドーの白ワイン。前夜のムートンの記憶も強いですが、今宵は白のムートンで。’92はセミヨンとソーヴィニヨン・ブランのシャープさの中にほのかのコクはユニークなスタイルかと。
〆はやはりシャンパーニュ、今宵は’91とやや若い感覚もありますが大分熟れた味わいが表現されてきています。何度かご一緒にヴィンテージ’73のシャンパーニュも楽しませていただいた記憶がございますが、気を許す男同士の深夜のシャンパーニュはこのあたりでも十二分に贅沢な印象が。

                  Sommelier R.Imamura