Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

禿山

じりじりと刺すような太陽の日差しは、もう梅雨明けしたのでは?そんな気持ちにさせられますが本日もジムに。
帰宅後は、夏場は特に意識させられるのですが自宅の庭の水やりを。今年も順調にメルローは葉を沢山つけているのですが、シャルドネはやや青虫にやられているのと樹勢を感じさせない感覚も。
また、日差し対策で今年も棚を新調した ニガウリは順調に背を伸ばしているのですが早くも夏本番の為何度も水をあげてしまいます。
また、裏庭には自宅の地下セラーへの地熱の対処として小薔薇を植えているのですが今年はこちらも棚に。これまた樹勢が強く、ぐんぐん伸びております。イングリッシュ・ローズの病気の弱さに比べると小薔薇の健全さには本当に楽な気持ちを。このまま伸び続けると来年の春は中々壮観な薔薇の香りに包まれるのでは?と期待しております。
で昨夜の極上のワインたちは
・Pinot Noir Central Coast’91 Calera
・Chateau du Fonsalette Cuvee Syrah’91 J.Reynaud
・Montrachet’84 Comtes Lafon
・Chateauneuf du Pape Pignan’96 Chateau Rayas
今宵も甘えてしまいました、基本的にはもうそんな年齢でもないのも認識しておりますしビジネス・スタイルとしても・・・・。
ただただ、先日の顧客の皆様にもそうなのですが何処かしら飲み友達と言っては失礼なのですが存じていただけている方には少しだけ。
今宵もお食事をほんの少しに気が付けば、3本を二人で。ひょんなことから合流されたマダムの飲み代はしれていましたので、相変わらず二人して飲み込んだな・・・・。
カレラのやや熟成を意識させるこの’91のセントラル・コースト、おっしゃる通り甘みの凝縮度が高くこの先はポートの様に変化していく通過点でも。正に前座になってしまいましたが。
2本目は忘れられない造り手のジャック・レイノーを。これからの季節はローヌがややしんどく感じられる季節でしょうが、節電意識を高めないといけないのですがエアコンの効いた室内では年中。
あの妖艶な香りはやや鳴りを潜めておりましたが’91の熟れた質感は、久々のデキャンタージュで徐々にむんむんと。ピノ・ノワールとはまた異なる粗目のような甘みに野獣ながらも何処か洗練されたスタイルが恍惚で。
おねだりは、大人気ないくらいの銘柄で。ですが、お恥ずかしながら僕自身もこの偉大な造り手の禿山は初体験で。しかも’84・・・・・。ただただ、お手持ちのこの’84 ボトルの中に明らかに気に成る浮遊物が。澱でもありますが、アメリカ周りにオークション・ボトルはナイーブな点も些か。ですが、こんな体験は本当に中々。
結果、健全ながら素晴らしく跪くほどのものでは・・・・・。そうですね、以前のDRCの’84も期待はややでしたので致し方ないか。ヴィンテージの特徴でしょうか?まま、それでもブルゴーニュの白ワインとしてはもちろん飛びぬけて素晴らしいモンラッシェではありますが。
何時もの医療関係の皆様、先日はジャック・レイノーの白を愛でていただきましたが今宵はそんな流れに先のワインもあり もう個人的な興味本位が優先されてしまい・・・。もちろん、お任せの流れでもありますので。こんなワインへの興味が尽きないのも役得ではありますが、でないとソムリエとしてもつまらない。先のゲストの帰り際の一言に凝縮されているでしょうが”ここで飲むとワインが美味しい”当たり前かもしれないですが、美味しいワインを選ばれているのだから・・・・。
で、ジャック・レイノーの最後のヴィンテージのピニャンはセカンド的な役割で。’96はもう熟れて飲める状態なのです、なにしろ個人的にはファースト・ラインの’96が未だに忘れられない極上の1ぽんだっただけに。
正にドメーヌ・ルロワとは調合を異なるセクシーさ全開のパフューム。滑らかでジューシーな味わいにこのローヌは、並みのブルゴーニュを完全に蹴散らします。
ちなみに自宅地下にはピニャン’98やヌフ’94などもまだ眠っていた。もちろん’00以降は随分買い込んでいた様子です・・・・・。

              Sommelier R.Imamura