Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

375ml

本日のお昼は、僕のカウンターでワインと共に提供させていただくフロマージュのお供として無くてはならないものに成ってしまった巣蜂蜜を購入に。
業者さんから納品していただくのも良いのですが、偶にはお買いもの気分で新しい商品も見つけることも兼ねて月に1度くらいは。梅雨空を意識しておりましたが、本日も夏日でヴィンテージ・バイクには厳しい季節の到来ですがお天気ならばとトライアンフを。汗が流れる渋滞が億劫でもありますが。
で昨夜の375mlを並べて
・Cote Rotie’97 Rene Rostaing
・Chateau Gruaud Larose’92 St Julien
・Corton Clos des Cortons’00 Faiveley
相変わらず苦戦の晩ではありましたが、後半に老舗のお漬物やさんが。今年の目標はダイビングのライセンスの取得を掲げておられましたが、そうだな僕自身もライセンスは持っているものの完全にペーパー・ダイバーですね。それにしても、僕とそれ程年齢的には変わりませんが体重は僕よりもややと言いますか・・・・・。それでもトライされる意志にエールをお送りします。
軽めの白ワインからのスタートではありましたが、お次はシラーを!でしたのでコート・ロティの’97のルネ・ロスタン。ロティにしては非常にエレガントで、むんむんと湧き上がる感じではありませんがこれもひとつのスタイルかな。
お次はボルドーを、少しだけ摘まみたいお気持ちにポルチーニのソテーをおっしゃられましたのでやや熟成したものを。難しいヴィンテージながらも茸の香りにも似たこの2級のグラン・ヴァンは非常に興味深い取り合わせでは?
〆はブルゴーニュもハーフを。この辺りのサイズのネゴシアンであれば、まだまだ見つかることもありますがこのエリアには非常に少ないサイズのボトルです。しかもこれもグラン・クリュで、’00ながらも飲み頃も意識出来るもので。
若い果実の初々しさも感じますが、時間の経過も早い段階で香りが熟れており深夜にも優しく微笑みかけてくれる感じの味わいで。
流石に半分サイズでは、僕が酔う飲み代は少ないかな・・・・・・。

            Sommelier R.Imamura