Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’79

休日は念願の長男の散髪へ。驚くことに半年も彼は散髪屋さんを敬遠しておりましたが、少し色気づいたのかやはり やや長めの髪型で。まま、自我の形成にも大切なことかもしれないな。
また、夕方は遅ればせながらの家族での誕生会と父の日のダブルでお食事に。近くの居酒屋さんは、もう何度か行きつけにも成りつつありますがお魚屋さんがされているだけありお造りなどは流石に美味で。昨夜は相変わらずの日本酒と白ワインで、酔っぱらいながらも若い世代のサッカー日本代表の試合を携帯のワンセグでちらちら見ながらのしばしでしたが。
で先週末のワインは
・Chambolle Musigny’79 Henri Feletig
何とも閑散とした晩に、萎えてしまいそうでしたがやはり飲まないと収まらない感も。
少しお疲れさんを自身でもいたしましょうか?そんな瞬間に、飛んで火にいると言いますか嘗て職場を同じにした彼が。
今は座ればお一人¥7,000−のチャージが付いてしまう彼のお見せですが、まま芸妓さんがされておられるのでむしろ良心的な価格接定でもあるそうなのですが・・・・・。
後輩にもあたる彼ですが、ワインに関しての質問もしばしされており今宵は’99のガヤのバルバレスコと’95のアンティノリのティニャネロについて。流石に彼のお店も素晴らしい銘柄が出されているようでジェラシーもございますが、そんなお客様がおられることも素晴らしいことです。
やや、まだ飲み頃では?の問いかけでしたが、僕も先日’99のガヤはハーフながらもでしたので。また、お店単位で求められているワインへの内容は色々ですので。むしろ、若いワインがお好みの顧客層でしたらそれはそれで。
ヴィンテージ’79の彼には、これも馴染みのないシャンボールの造り手ではありますが。
想定以上に美しい熟成の花を咲かせており、艶めかしい薔薇のしおれた香りはこのアペラシオンのそれで。
それにしても、京都のワイン業界の御目出度いお話も情報で聞け驚かされましたが まま凄いな、の一言です。
また、酔ってたのかな?自身の携帯電話の発信履歴にちょうどこのワインを飲み込んでいる最中に発信した記憶など全くないのですが・・・・・・・。何か怖いな・・・・・。

               Sommelier R.Imamura