Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Crozes

本日のお昼は、週末の何となく疲れた体を癒すようにお昼過ぎまでぐっすりと。我が家の怪獣2匹が意外にも静かにしてくれていたのも後押しで。
それにしても本日の京都は暑いくらいで夏日に。自宅地下のワインセラーは、既に動力が稼働しておりますがしばしのワインのピック・アップ時での涼みは一時的には人間にはよろしいでしょうが。またまた、6日には大量に届けられるワインが予定されていますがこの日は雨かな?暑すぎる気候よりはましかもしれませんが。
で昨夜のワインは
・Crozes Hermitage Les Meysonniers’99 M.Chapoutier
・Volnay Santenots’87 Rougeot
どうも曜日は僕のカウンターには大きな要素にはならない気もしておりますが、週末の金曜日できれば華やかさもほんの少しでもあれば嬉しいのですが昨夜は何とも閑散と。
後半に掛けてしばしの何時もの皆様のお越しでしたが、先日顧客の方がおっしゃられた通り今宵も男性陣ばかりのまま僕のカウンターらしいと言いますか・・・・。
何時ものドクターの皆様、偶におっしゃられるオーストラリアのシラーズでしたがセラー内で申し訳なくも見つけ兼ねて。ですのでシラーにてお許しを。シャプティエのローヌ川を挟んで穏やかなメゾニエール、’99はまだまだ硬さは否めませんがシラーズの濃い濃い味わいをこがれる晩にはよろしいのでは?それでも”薄くない?”のお言葉に・・・・。
それにしても点字が押されるシャプティエのこのエチケット、これは失礼かもしれないけど目が不自由な方にも認識出来るのかな?本当に。
東京出張から戻られたシガーの納入業者の竹川さん、何時もながらのお土産を有難うございます。
相変わらず上手いタイミングでのお越しで、またもう直ぐ在庫がなくなる頃オーダーがなされる訳ですがこんな対応がお商売の上手さなのでしょう。
遂最近までグラス・アイテムとしても使用していたルージョのサントノ’87、今から考えれば贅沢な逸品だったかもしれませんがコストも合う限りは楽しい濃密なスタイルのブルゴーニュの熟成の味わい。まま、確かにグラスでは使用不可能な’87の他の銘柄とは明らかに異なる世界観ではありますがこれもまたワインの面白さ。

            Sommelier R.Imamura