Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

昇進祝い

本日のお昼は、今季から二月に1度の税理士さんとのミーティング。覚悟はしておりましたが、やはり流石に3月の収支は厳しい色になっておりました。
辛うじての善処されていたことは、ワインの棚がやや減少していたことでそこがまま資産を売却していた形で経理上では。100年に1度か1000年に1度かは知りませんが、こんなご時世ながらもご飯は食べていかなければなりませんので。
そんな意味で、ワインのストックを兼ねてより長期的なスパンで買い続けていたことは意味があるかと思われます。
で昨夜の昇進祝いのワインは
・Gevrey Chambertin Fontenys’83 Joseph Roty
・Chateau Pontet Canet’98 Pauillac
以前からそんな可能性はお伺いしておりましたが、今回どうやら店長さんに昇進されたようで。そんなマダムのお祝いは、先に他店さんでシャンパーニュ・グラスは傾けておられたようですのでやはりブルゴーニュで。
中々、ブルゴーニュの’80年代もおいそれとと言う訳にはいかない現状に成りつつありますが今月はジュヴレの優良なドメーヌ、ジョセフ・ロティの’83がございましたので正にマダムのヴィンテージで。
大ぶりな甘みとはいきませんが、愛らしい果実味に柔らかい酸と洗練されたバランスの良さが持ち味かと。
一段と立場も変わられ考えられることも増えるかと思われますが良い話だと思いますので。
深夜はやはり今年もこんなことも。何時もながら酔われているのは驚きませんでしたが今宵はいつも以上に酔われていたのですね。
ワインの銘柄を決められるまでは相変わらずの様子でしたが、結局ほとんど飲み込んだのはお連れのマダムと私にて。
まま、お好みのボルドーのグラン・ヴァン。ポンテ・カネもこの辺りの’98ぐらいから大きく評価が上がったのでは?
やや、熟成によりタンニンの角は取れ始めており円みも全体に。ほろ苦いエスプレッソの要素も感じられこれもまたエレガントなボルドーに。無事、帰宅されたことを。

          Sommelier R.Imamura