Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ハーフで4本か

少しづつ桜の開花が。七条界隈から、また祇園町の白川沿いもまた美しく。これから一気に華やかな季節に、新しい出会いのある4月が訪れることを。
それにしても毎日毎日色々なニュースが、何が正しくて何が造られた情報なのかも良く解りませんが自身が出来ることを一生懸命に。
で昨夜の365mlのワインのバリエーションは
・Brauneberger Juffer Sonnenuhr Riesling Auslese’99 Fritz Haag
・Morey Saint Denis’99 Lucie et Auguste Lignier
・Rossj−Bass’02 Gaja
・Volnay En Caillerets’94 La Pousse d’Or
・Gevrey Chambertin Les Fontenys’83 Joseph Roty
うーん、お恥ずかしながら1件だけ多少大きな売掛の回収が出来かねている方が。その方からのご紹介いただいた方には逆に有難いことにご利用を頂き続けており。
お二人のお好みの違いに紅白のハーフボトルを結局4本開けることに。
やや甘めの味わいのリクエストにはアウスレーゼが、柔らかく片やムッシュには愛らしい果実味のモレ・サン・ドニを。
やや、甘めを抑えた白に動き上質なシャルドネに。このガヤの’02も希少なボトルになりつつ感じます。滑らかな上質感が得られます。
〆はプスドールを。デミ・サイズではこんな’94のブルゴーニュも貴重でしょう。膨らみも有り、洗練された余韻が彼らの特徴かな?
後半はジュヴレの特別なドメーヌの一人、ジョセフ・ロティの熟成が。若い段階では比較的見かけやすい造り手ですが、こなれた熟成ボトルは中々見かけません。ましてや現実味のあるコストで、この’83のフォントニィは流石のプルミエです。
やや、濁りのある色調ではありましたがたっぷりとした果実味に肉付きの良い甘みはジュヴレに求めるそれかと。繊細な余韻もまた優良なドメーヌの存在感をまた証明するもので。
それにしても、お隣のマダムの声の大きさに呆れかえる深夜の時間帯ではありましたが・・・・・。

             Sommelier R.Imamura