Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Jean Gros

強烈な花粉症に苦しんでいます。昨夜もそうでしたが、今年は異常に目が。合わせて鼻は昨夜までは穏やかだったものの、本日のお昼から花粉を全身に纏って帰宅した長男との接触でくしゃみが。もう死んでしまうのでは?というくらいのくしゃみの回数に今年の10倍の猛威を体感中である。
で昨夜の極上の宴会は
・Savigny Les Beaune Aux Vergelesses’90 Simon Bize
・Beaumont des Crayeres Nostalgie’97
・Taittinger Collection’86
・Clos Vougeot’76 Jean Gros 1500ML
中盤は本当に久々に感じられましたが、何時ものお二人で。遅れられたムッシュを待つ間、軽くお食事をとられていましたがここからがもう僕は目がかゆくて。
ビーズの’90のヴェルジュレス、残すところ後1本か。甘みに若干希薄な印象もありますが、お利口で使い勝手の良いスタイルに安心感も。
このノスタルジーも相変わらず活躍中で。’97ながらも非常に熟れた完熟感もあり中々ゴージャスな印象を。後半は飲みつかれてしまった僕をお許しを。
深夜は、お約束のムッシュで。もう、貸し切りにでもの方ですがご常連のお一方も加わりプチ宴会のようにも。
流石にテタンジェのコレクションは’80年代のものはどれも洗練されており正しくバランスの良さに端正な容姿を。パッケージ・ボトルは冷えが促されないですがセラーの比較的高い温度でも華やかなブーケを振りまき。
長い長い〆はマグナムで。やはりジャン・グロは素晴らしい!グラン・クリュの姿は妖艶にして鮮やかに輝き。女性陣が美味しいと言われるのも解ります。やはりこのぐらいの熟成を経たボトルは、中々機会は無いでしょうから。例えロマネ・コンティを数回飲んだことがあられた方でも。
で当然ながら紫煙は、店内を完全に包み込んでおり。実は数か月前に急にシガーの禁煙をされたムッシュなのですが、何のことはない今宵はどうしても。相変わらず極上の1本でダヴィドフのGinzaと言うラインの10周年記念のスペシャルな銘柄、私も含めて極上の宴ではありましたが。
フルサイズのシガーの後にセリエDの4晩までお互いに。貸し切りは当然か。  Sommelier R.Imamura