Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Bize

少しづつ暖かさも感じられる、そんな今日のお昼でしたが雨が心配される京都かと。
処々の理由で本日のお昼は、次男の幼稚園にお迎えに。来年から晴れて年少さんへの入園になりますが、我が息子はどうも体のサイズが小さくて。まあ、女の子の方が成長は早いのかもしれませんがどうも周りの子に良いように遊ばれてる感も否めません。まあいいか、3歳の今はもう戻りませんし小さいのはまたそれで愛らしくも見えるので。
ちなみに迎えの我が家の愛車のミニは、今度は左のテールランプに不具合で点灯しません。また、ディーラーに寄付に行かなくては。
で昨夜のフランスの銘醸地は
・Chateau Calon Segur’04 St Estephe
・Chateau Bellefont Belcier’94 St Emilion
・Savigny Les Beaune Aux Vergelesses’90 Simon Bize
バタバタとお料理に追われる瞬間もございましたが、これはこれで楽しくも。本当にワインのアテにぐらいにしか考えてはいませんが、毎度のように同じお料理をご指定いただく方々も中にはおられほんのご理解がいただけていれば幸いです。
’04のボルドー・グラン・ヴァンは初体験かも?渋いワインが好き、そんなマダムにはカリフォルニアで普段は攻めますがそれでも甘みが気になられるようならば思い切ってボルドーの普段の感覚とは異なるヴィンテージを。
ただただ、意外にやはり熟れていってるのですね。タンニンは比較的スムーズで、作柄でもあるのでしょうが近年の早飲みのスタイルが何処かしら見え隠れを。
対照的までは行きませんが、右岸の’94は時間と共に非常に綺麗に紐解けて行きます。メルローの持ち味のしなやかさもありますが、やはり先の左岸とは10年の時の差をはっきりと。
今宵の〆はやはりブルゴーニュを。遅がけながらも、熟成感を帯びたピノ・ノワールの妖艶な世界はやはり。シモン・ビーズのこの辺りのヴィンテージでも中々見かけないものでは?若い頃は酸が主張するサヴィニーですが、流石の’90、華やかさの中に芳醇な果実のヴォリューム感がしっかりと。
この銘柄を暫くはヘビー・ローテーションに。如何でしょうか?

      Sommelier R.Imamura