Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Clos d’Ambonnay’96

祝日はお休みを。微妙な週末の金曜でしたので、臨時で開店してもよかったのですが大雪の予報に萎えてゆっくりさせていただき。
で祝日前の極上のシャンパーニュ
・Krug Clos d’Ambonnay Blanc de Noirs’96
・Krug Brut’96
・Volnay 1er Cru’91 Michel Lafarge
・Barbaresco’85 Gaja
今宵は目の保養まで。ムッシュのお宝を今宵は預からせていただき。1本はカリフォルニア、パリスの審判の赤のトップのスタッグスリープの’73を。初めてこの銘柄の’73は見ました。現在のカスク23のデザインと類似する、僕のヴィンテージだけに非常に。
2本目は、亡きジャイエのリッシュブール83を。購入価格をお伺いしてましたが、もうクレージーな面も含めて愛すべくワインラヴァー。こう言った方の存在が、やはりワインの世界を芸術的な所まで昇華させ。
で、今宵のシャンパーニュはこれまた待ち焦がれた1本が2本に。おそらくは銘柄的には、世界最高峰になりましたか?最小のクリマのラ・ロマネよりも狭い区画からのブラン・ド・ノワール。思わず遊び心でヴィンテージを合わせてもう1本開けてしまい、もうやる気は完全に・・・。
そして、こんな時に遅めの納品の西村さんはやはりワインの神様に祝福される方なのでしょう。ワイン業界の方々でも’95が初リリースの強烈に高額なこのシャンパーニュを試された方はおそらくまだまだ。
若さはやはり否めない、ただどちらも素晴らしい出来のシャンパーニュであることは間違えなく。黒葡萄の持つ、骨格と膨らみがそのスタイルとしてはやはり個性的で特別な存在に思われます。
流石にブラン・ド・ブランのクロ・ド・メニルからブラン・ド・ノワールまで確実に網羅する彼らの商魂は。
何れにしても今回もこちらのムッシュには感謝いたします、未だ試せていなかったおそらくは市場に流通する高級シャンパーニュで唯一ぐらいの未体験銘柄の経験値として与えてくれた訳ですから。
今宵は待ちぼうけのムッシュ、ラファルジュのプルミエ’91で。まあ、これもほぼ僕が。
聞き逃しませんよ、お連れのマダムのヴィンテージは。セラーのストック場所の記憶の有無もありますがキャップシールに刻まれるGAJAのデザインは直ぐに見つかります。優良年の’85は何時も通りのスミレ香。R