Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

バタバタと

年末ですが年始の別件でのワイン会用のワインのご依頼で自宅地下のセラーをひっくり返して。ワインx7種と言うことでご予算も十分の提示ですので、俄然やる気も。ただ、問題は全て白ワインにて。その中にマグナムも含めて、また貴腐はイケムのご指定も。
特にこの時期は、エージェントもおそらく明日ぐらいまでの出荷でしょう。手持ちのイケムはレギュラーならば’81’85とややコストは侮れず。10名様でのご利用のようですのでハーフでは無理だろうな?
地下セラーで力仕事のようにワインを動かしながら、バランスとコストの計算をしながらこれはこれで楽しい瞬間でも。
で、25日のクリスマスの晩のワインは
・Beaune’98 Michel Gauneaux
・Gevrey Chambertin’95 Joseph Drouhin
・Krug Vintage’90
・Ermitage Le Meal Blanc’00 M,Chapoutier
前半から何ともこの晩にもご予約を億劫がられる方々のご同伴の駆け込みが。流石に皆様御常連さんだけに、僕の状況を見つめられお隣とおんなじお料理でいいしな。そんなお言葉に甘えてしまいましたが、ままそんな感じで聖夜は。
歯科医Kさん、今宵も前半からボトルx2ですので。それにしても最近の20代前半のお姉さん方は、本当に飲まれません。僕とドクターで1本ずつのような?それも可笑しな話でしょうが。
果実味の纏まりが甘みを際立たせるゴヌーのボーヌ。’95も村名だったら落ち着きが見え始めてるな、そんな印象を受けたドルーアンの安定したボトル。
必死の洗い物を終わらせるのには、理由が明確に。連日の何時もの芸妓さんのお越しが解っていただけに、まだまだ飲ませていただけると言うか飲み代が確定しておりましたので。
硬い気難しいクリュッグのヴィンテージも流石に’90は滑らかにその素性を表現しておりました。本当に今回のBBRから送られたセロスのシュブスタンスと言い状態の素晴らしさとコストのお利口さに還元も兼ねた美味しいシャンパーニュを愛でた年末だったような。
偶にはローヌの白も。若いヴィンテージ’00には昨夜も理由がありましたが、シャプティエでしたら極上の芳醇にして優雅な味わいが保障されています。ブルゴーニュの白からのバリエーションを期待した僕の提案でしたが、ままよろしかったのでは? R