Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

マグナムx3

本日のポストには、食べログさんから封書が。”食べログ話題のお店”なるステッカーが同封されていたのですが、全国掲載店60万店から3%だけに配られるとのことでした。素直に喜べば良いのですが、個人的に媒体に関してはほとんどお断りしているだけにどんなものかな?が本音で。
ミシュランさんならば、話は別ですがわきまえなければ。まま、もひとつの理由としてこのサイトに大きな影響を与えるべく評価を投稿していただいたムッシュ痛風でお越しいただけなくなったことの方が個人的にも経営的にも大きな落胆になったのが最大の要因かもしれない。
で先週末の土曜日は
・Corton Charlemagne’97 Louis Latour 1500ml
・Bourgogne Rouge’95 Bernard Vaudoisey Mutin 1500ml
・Chateau Labegorce Zede’88 Margaux 1500ml
12月も早いものでもう後半に入ってしまいました。街の声は、これまでの団体さんモードから恋人たちの時間へとややシフトしていく感じですが、今年は僕だけかな?クリスマスの賑わいはあまり感じられない。
で、今年も頂いた忘年会の貸し切りのご予約。21:00からでしたが、ある意味もうこの晩は一番良い時間を完全に差し上げる形ではありましたが致し方ない。その分、マダムも気を使われ余分なご予算まで割いていただき感謝いたします。
白のマグナムも必要なのです、そんな年末対策の白髭。意外にもグラン・クリュのこの’97が今宵のボトルの中でも最も高価で、比例するように味わいも流石の2本分。何れにしても13名様でしたら、マグナムじゃないと対応は非常にせせこましくなってしまいます。専門店ならばストックを持ちたいものです。
穏やかな味わいのブルゴーニュ、ですが’95の熟成感が半分を占める女性陣には心潤すものになるのでは?視点をも変えてくれる味わいとコスト削減は、あての生ハムを切るスライサーの回数も贅沢にさせてくれ。
ぐっと大人の味わいに引き寄せるボルドーの熟成、ブルジョアながらもこのラベゴルス・ゼデは柔らかくも凝縮した味わいを約束してくれるシャトー。
中盤からはお席も皆様立たれ、一升瓶の如くマグナムを注ぎつ注がれつにて。偶にはそんな楽しみ方も有りでしょう。マグナムならではの絵に成る風景かと。  R