Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

お疲れ様です

やっとと言いますか、今宵は忘年会の二次会の貸し切りが今年も。昨年もご利用いただいた医院の方々なのですが、そうだな確かに僕のお店は二次会にはご予算的にも随分贅沢なものになるでしょうから敬遠されるのも理解は可能です。
また、この時期ですので昨夜もご利用の何時もの芸妓さんがたの本日のご予約もお断りする形になりましたがそう言った展開も見越してのビジネスも有ることをご理解のほどを。
合わせて捨てられない症候群のワインの空きボトルを、久々に整理も。ですが結局10本ほどしか捨てられなかった。一時避難でしかない情けなさで。
ですので、本日も0:00ごろからでしたら。是非、土曜の晩をお楽しみいただければ幸いです。
で昨夜のこれまた長い長い晩にお疲れ様ですとお伝えしたい
・Beaumont de Crayeres Nostalgie’88
・Henri Giraud Brut Esprit
・Chambolle Musigny’90 Comte Georges de Vogue
・Hermitage Chante Alouette’79 M.Chapoutier
・Delamotte Blanc de Blancs’96
持ち出しのシャンパーニュから始まりましたが、やはりこの辺りの熟成のシャンパーニュのお渡しもエゴイストなプライドかもしれません。
暇さを見かねていただいたのでしょうか?NVでもやや熟成したコルクが証明する滑らかなアンリ・ジロー。
ヴォギュエの’90は、村名ながらも流石に偉大で。ただただ、まだまだ若さが否めない好みを議論するに値する1本かと。ブルゴーニュ、とのご指定は危険な展開を暗示します。支払される方にとっては。
一人忘年会を私と共に。お嬢の誕生で、有る意味での致し方ない障害はございましょう。ただ、ここぞでは何時よりも階段を上がっていただくご提示にはお人柄を感じさせられます。ローヌの白もまた滑らかにしてスパイシー。
長い長い展開にお疲れのお姉さん方には、お疲れ様ですでしょう。ましてや今宵も随分飲まれての呼び出しでしょうから、来られるだけでも感謝の気持ちです。そろそろ十分に味わいが落ち着いてるかな?そんな想像もまだまだブラン・ド・ブランの’96には早かったな。先日のサロンの’96同様に。
懐かしくもデュポンさんのサインが為されたボトルではありましたが。 R