Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

深夜の

本日はうだる様な夏日にも関わらずの朝帰りでした。朝日が上がるのも早く、昼夜逆転の生活の私には帰宅がとろけるような太陽に崩れるようにベットに。
それでも連休のお陰で、ジムへのお勤めが疎かになっておりましたので這って行きましたが。でもでも体重は、相変わらずです。
同じようにヨーロッパでも、猛暑のようで’09同様ワインの産地も順調だそうです。’90’00’10と偉大なヴィンテージが語呂で続くのでしょうか?
で、昨夜の深夜のヴィンテージは
・Vosne Romanee Les Suchots’85 Antonin Rodet
・Desbordes Amiaud 1er M’Elodie’90
・Vosne Romanee La Montagne’89 Clavelier
連休明けに鳴かず飛ばずの状況は、非常に不安が募るものです。まあ、有りえることだけに想定はしてはおりましたが。
体がなまってしまう!そんな時のお電話に気持ちが切り替えれました。何時ものムッシュは、今宵は部下の方と女性陣を伴われ。相変わらずのお人柄がにじみ出るお話では、ありましたが朝日が出始めるころには結局色気の有るお話に成るものです。
’85には意味がある?そんなお声もありましたが、今宵は深くは無い意味合いで。ブルゴーニュ最高の出来の’85は、一時期評価を落としていた彼らにもワインの神様は微笑むかのようにプルミエに値する複雑な余韻を。
今宵のメロディーは、’90の作柄を裏切らないしっかりと落ち着いた味わいを。やはり、ヴィンテージもそうですが移動に伴う味のバランスの変化はほんの小さなところでも先々の印象を変えるものです。解ってはいるのですが。そんな意味でも思い出したようにセラーから、出番を迎えるボトルは意外にも想定以上のポテンシャルを見せつけるものです。
もうこれくらいですかね?そんな頃合いでしたが、今宵は皆様お元気で。〆もブルゴーニュで。ローヌ・エリアにも手を伸ばすこのネゴシアンは、そのイメージ以上に難しく考えずに楽しめる作り手。これもやはりその偉大なヴィンテージに後押しされる所以でしょうか。’89は幾分若い味わいながらも村名なだけに、ここで楽しむ溌剌さも。為される会話は、やや大人の段階でしたが突き進みすぎないのも肝要かと。

Sommelier R.Imamura