Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

日本戦

本日はジムのお勤めを果たした後に月末の支払いを。6月もお蔭様で何とか何とか全てのお支払いを。相変わらずの買いすぎのワインにそろそろ本格的な危機感を感じさせていただきました。手持ち資金など微々たるものでしたが、正に自転車操業の状況を感じさせられ。
やはり、昨年も痛感させられましたが選挙前の厳しさは私の店舗のスタイルには大きな衝撃が。
7月に気持ちは切り替えておりますが是非是非ヴィンテージ・ワインを祇園祭の鐘の音と共に如何でしょうか?サッカーももうしばらく続きますが。
本当に限られた純然たる個人資金店のワインバーを少しだけ応援いただければ幸いです。何かやらしいかな・・・。
で昨夜の日本戦の晩は
・Beaune'96 Michel Gauneaux
覚悟はしておりましたが、本当に閑散と。川向の木屋町では若者の勢いが感じられたのではないでしょうか?まま、祇園でテレビもないワインバーでは仕方ないかと持ち込んでいたカーナビのワンセグで私も観戦しておりましたが意外なお時間にマダムが。
有難い話なのですが、これからPKが始まる!そんなお時間でしたので。まま、そうは言いながらもブルゴーニュを。
微妙に気難しいマダムだはありますが、やや若い’98のボーヌ。最近ちょこちょこ放出されるこのドメーヌもマダムではありますが、それもご時世かな。予想以上にジャムのような熟れた味わいに印象も良く、あっという間のPKはご注文いただいたピザのトッピング中に終止符を。
個人的には、意外に気が弱いので蹴らして貰える機会はほとんどありませんでしたがPKの失敗はその本人しか中々解らないものです。
まま、何れにしてもお疲れさまでした。

で7月の特集のセールスを。今月は先月のような多くのフライングでの使用はありませんが、ご常連様のマダムにお取り置きもいただいております。
希少なジャック・セロスのミレジム’98は若いですが気になる逸品で。
比較的、手ごろなブルゴーニュの白の熟成。気軽にお楽しみいただけるものかとも。
貴腐の最高峰の2種、ありがたいことに取り置きいただけたトロッケン・ベーレン・アウスレーゼ’90は個人的にも憧れのロバート・ヴァイル。
ブルゴーニュの赤は贅沢なグラン・クリュが並びます。コルトン、クロ・サン・ドニ、ミュジニ、シャンベルタンと。ジャック・フレデリック・ミュニュレの熟成は珍しくも。 R