Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

サラに

本日は新品のパソコンで”つぶやき”をさせていただいております。昨日までパソコンの不具合から始まった運気の下降は、店舗のエアコンの故障からはてにはメイン・セラーのガス抜けの不調までストレスを感じ得ずにおられない状況で。
幸いと言いますか、ゲストには1日だけは何とも暑い晩をお過ごしいただきましたがセラーはぎりぎりの温度で留まり。パソコンもデータ等の問題はなく新品が早い段階。ただ、問題はどれも未だ請求書が発行されておりません。この不調な上にお支払いの額が大きな6月には、開き直りの覚悟も。
追い打ちは梅雨空とワールド・カップでしょうか?
で昨夜の土砂降りの中のワインは
・Nyetimber Classic Cuvee Brut’95
・Chassagne Montrachet Morgeot Clos de la Chapelle’99 Louis jado
エアコンのクリーン・エアーにあたり、しばしの安堵を体感しておりました前半に何時ものムッシュが。本日は徹夜で出張帰りのお食事を軽く。
これ幸いの、頂もののフォワグラたっぷりテリーヌを厚切りと。オルトさんのパスタに鴨のコンフィでお腹は満腹では?
合わせたシャンパーニュ・スタイルのイギリスのスパークリング、ですが発泡酒と侮ることなかれ。基本的にはシャンパーニュ以外は、さして注目には値しないのは私の感覚ではありますがイタリアのスプマンテと近頃はこのイングランドの中々が。
以前はそれでも’01くらいのまだまだ味わいに円みを感じ得ないヴィンテージくらいしかテイスティングの機会が無く、また見つけた’97も一歩遅れて手に入らない状況にあり。今回の’95はまだ完璧ではないでしょうが’92からの作り手のようでこれは希少な機会であることには変わりなく。冷涼な印象を持つ北の島国からもその特性を生かしまた温暖化の影響も否めない近頃の急成長でしょう。
ふくよかさをも感じさせる、滑らかな味わいに並みのシャンパーニュ・ハウスのコストを凌駕するこのナイティンバーの力を見せられました。
お眠のご様子でしたが、もう少しだけ!そんなたいちょうだったのでしょう。ハーフを〆に。デュック・ド・マジェンダのモノポールを仕込むルイ・ジャドのプルミエ。’99は、早くも感じますがハーフの利点はそんなところに多いに。やや酸は固いもののこれまた上質なコクが。 R